スタートレック・ヴォイジャー:S3第8話「29世紀からの警告・前編」あらすじや感想など
シーズン3 第8話(通算50話)「29世紀からの警告・前編」”Future’s End”のあらすじ
突然空間に亀裂が起こり、そこから現れた小型艦がヴォイジャーに攻撃を加えてくる。
小型艦は29世紀からやってきた連邦時間艦イーオンだった。艦長のブラクストンによると、ヴォイジャーはやがて太陽系を滅ぼす災害を引き起こすため、それを未然に防ぎに来たというのだ。
だが戦闘で航行能力を失った両艦は時空の亀裂に飲み込まれ、ヴォイジャーは1996年の地球に飛ばされてしまう。
元の時間に戻る方法を探るため、墜落したと思われるブラクストンを捜索することにする。彼はロサンゼルスでホームレスとなり路上生活をしていた。
彼はヴォイジャーよりも30年早く地球に墜落し、彼の船はスターリングという人物に奪われてしまったというのだ。
ブラクストンの分析によると、29世紀の技術を手に入れたスターリングが未来へ行こうとして失敗することで、未来の太陽系が滅ぶことになるらしい。
スターリングは現在クロノワークス社というIT企業のCEOとして成功を収めていた。
一方、ヴォイジャーは天文台に発見されてしまい、パリスとトゥヴォックがその痕跡を消すために向かうことになった。そこで研究者のレイン・ロビンソンと出会うが、彼らはスターリングの刺客に襲われる。
ジェインウェイとチャコティはクロノワークスに侵入しスターリングと出合う。
あくまで実験を強行しようとするスターリングに対しジェインウェイも強行手段に出るが、29世紀の技術を持ったスターリングの方が上を行き、ヴォイジャーは撤退を余儀なくされる。
その際ヴォイジャーの姿は多くの人々に目撃され、ドクターのデータをスターリングに奪われてしまうのだった……
補足情報や感想など
- 地球から遠く離れた宇宙を舞台にしているヴォイジャーなのに、今回は地球が舞台です。こういうことが出来るのがSFの素晴らしいところです
- ストーリーも良いですが、役者さん達が演技を楽しんでいるのが伝わってきて見てる方としても楽しいエピソードです。ヴォイジャーがロサンゼルスでロケをやるなんて普通はなかなか無いですからね
- 1996年なら宇宙艦隊のユニフォームのまま上陸してもコスプレで通用したと思います(苦笑)
- 「死霊の盆踊り」は1965年に公開されたカルト映画です。名作……か?
- どんどん状況が悪化して窮地に追い込まれていくジェインウェイ達にハラハラしっぱなしです。続きが早く見たくなりますね!
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