スタートレック・ヴォイジャー:S3第20話「女たちの星」あらすじや感想など
シーズン3 第20話(通算62話)「女たちの星」”Favorite Son”のあらすじ
ナサリの領域に入ったヴォイジャーは彼らに歓迎を受けるが、キムはなぜか突然彼らを攻撃してしまう。戦闘になって艦は大きな損害を受け、怪我人も大勢出てしまう。
キムは相手が攻撃しようとしていたことを直感したのだが、それが本当に正しかったのか自分でも分からなかった。
分析の結果、本当に相手の船が奇襲をしようとしていたことが判明するが、なぜキムがそれを見抜けたのかが分からなかった。
どうやらキムの遺伝子に変化が起きており、それが原因で知らないはずのことが色々と脳裏に浮かぶらしい。
そこに新たなナサリ船が現れるが、損害を受けたヴォイジャーは戦闘の出来る状態ではなかった。しかしキムの直感で近隣の惑星に避難すると、惑星の船が援護してくれて難を逃れる事が出来た。
そこはタレージアという女性ばかりの惑星だった。
タレージアは他種族の女性に受精卵を托卵し、成長したらタレージアに戻ってくるように遺伝子を組み込んでいるのだという。キムはそうして戻ってきた仲間の一人として熱烈な歓迎を受ける。
だがそれらはタレージア人の嘘だった。
彼らは他種族の男性にウイルスを感染させて遺伝子を書き換え、タレージアに呼び寄せて繁殖を行う種族だったのだ。どうやらキムは以前の上陸任務の際にこのウイルスに感染してしまったらしい。
しかも交尾の際、タレージア女性は相手の男から細胞を大量に摂取して死なせてしまうのだ。
これに気づいたキムは逃亡を図る。危うく捕まりそうになったものの、辛くもヴォイジャーに救出される。
ドクターの治療でキムの遺伝子は元に戻り、自分自身であることのありがたさを実感するのだった。
補足情報や感想など
- デルタ宇宙域のかなたから地球に托卵に来るなんていうのはあまりに突拍子のない話です。おまけにハーレム状態で珍しくキムが良い思いをしているので、最初から何か裏があるのはミエミエです
- なので中盤辺りは、このあとキムはどんな酷い目に遭うんだろうとワクワクさせられてしまいます(苦笑)
- 精力を根こそぎ奪われて干からびた男性の死体が妙にチャチくて全然怖くありません。これを見ると映画「スペースバンパイヤ」が頭をよぎります。あの映画ではピカード艦長が犠牲になってましたね(苦笑)
- ラストシーンのキムとパリスの掛け合いが良い感じで、ここだけはホッとさせられます
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