スタートレック・ヴォイジャー:S3第13話「密売人」あらすじや感想など
シーズン3 第13話(通算55話)「密売人」”Fair Trade”のあらすじ
ニーリックスは様々な部署の仕事を覚えようと意欲を燃やしていたが、微妙な空回りが続いていた。
ヴォイジャーはネクリッドエリアと呼ばれる広大な星雲にさしかかる。星雲を突っ切る前に、補給のため貿易ステーションに立ち寄ることにする。
そこでニーリックスは旧友のウィックスと再開する。
ニーリックスはこの先の星域については知識がなかったため、自分がヴォイジャーに必要なくなるのではないかという不安に駆られていた。
ウィックスはそんなニーリックスの話を聞き、星図を手に入れる代わりにニーリックスを彼の取引に協力させる。それは非合法な麻薬取引だった。
取引は失敗しウィックスは取引相手を殺してしまうが、使った武器が連邦のフェイザーだったことが大きな問題になり、チャコティとパリスが殺人容疑で捕まってしまう。
ウィックスも雇い主のコラーティ人とトラブルに発展してしまう。
ニーリックスはステーションの責任者バラッドに自分たちが真犯人だと名乗り出る。そして司法取引を持ちかけ、麻薬密売の主犯であるコラーティ人を捕らえる代わりに罪を見逃して欲しいと提案する。
ニーリックスの命をかけた計画は成功しコラーティ人は逮捕される。
てっきり艦を追い出されると思っていたニーリックスだったが、ジェインウェイはニーリックスを厳しく叱責したのち、排気管の清掃任務を命じる。
彼を家族の1人として扱う艦長の言葉を聞き、ニーリックスの目には涙が浮かぶのだった。
補足情報や感想など
- 新キャラのバルカン人ボーラック少尉登場。まあ新キャラと言ってもずっと船には乗ってるんですが、名前が出てきたのは初です。このあと彼の絡むエピソードがあるので顔見せですね
- ニーリックスが知っているエリアはここまでとなりました。この先は道案内できる者がいなくなります
- ジェインウェイが語った「宇宙艦隊士官が最も重んじるのは真実である」というのは、TNGシーズン5第19話「悲しみのアカデミー卒業式」でピカードがウェスリーに語ったのと同じ台詞です。日本語訳は双方で微妙に違いますが元の台詞は同じです
- 嘘に嘘を重ねて泥沼にはまるニーリックスが痛々しいのです。最後にジェインウェイがちゃんと受け止めてくれたのが救いでしたね
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