スタートレック・ヴォイジャー:S2第23話「悪夢の世界」あらすじや感想など
シーズン2 第23話(通算39話)「悪夢の世界」”The Thaw”のあらすじ
大規模なフレアで気象環境が激変した惑星を発見する。その星の住民達は人口冬眠によって災害をやり過ごそうとしていたが、予定の期間を過ぎても目覚めてはいなかった。
生存者の残されていた冬眠カプセルを収容したところ。3名の生存者の意識は夢の中でコンピューターにより連結されていた。もし無理に連結を解除すれば脳に大きなダメージを与えてしまう。
彼らが目覚めない原因を探るため、キムとトレスが夢の世界へと入ってみる。
夢の世界では、作られたキャラクターが恐怖で人を支配していた。
3人が目覚めてしまうとキャラクター達は存在が消えてしまうため、生き残るために誰も目覚めないようシステムを管理していたのだ。
キムが人質に取られ、ジェインウェイは生存者を助けるために交渉を開始する。しかしキャラクター達は聞く耳を持たない。
そこでドクターが夢の世界に入り込んで時間を稼いでいる間に、トレスはコンピューターの接続を遮断していく。だが人質の一人を殺されたため切断を断念せざるを得なかった。
ジェインウェイは自分が人質になる代わりに、他の人質を解放するよう交渉する。交渉は成立し、ジェインウエイは夢の中に向かう。
だが夢の世界に現れたジェインウェイは、意識だけを伝達するよう調整された仮の存在に過ぎなかった。夢の住人の力はそのジェインウェイには通用しないのだ。彼らがそれに気づいたときには既に人質は解放されていた。
彼らの与えていた恐怖の世界はジェインウェイによって克服され、システムは静かに停止されるのだった……
補足情報や感想など
- ヴォイジャーの個室の壁は薄いのか……壁ドンは笑った。騒音は逆位相で消すくらい普通にやるのかと思ってたのに
- 夢の中の仮想現実世界に囚われるというのは、映画「マトリックス」と同様のネタですね(マトリックスは1999年の映画、今作は1996年放送)
- コンピューター内の世界は大変サイケなイメージですね。この辺は割と「宇宙大作戦」っぽいチープさがありますな
- 意思を持ったプログラムキャラクターの最後の台詞で締めるところは余韻があって上手いですねぇ
- あのキャラクターがひとつの知的生命体だったと考えると艦隊の誓いには抵触してるんですが、憎たらしいキャラなので変に和解するくらいなら倒しちゃっていいです(苦笑)最後だけはちょっと哀れでしたけどね
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