スタートレック・ヴォイジャー:S1第11話「裏切り者」あらすじや感想など
シーズン1 第11話「裏切り者」”State of Flux”のあらすじ
とある惑星で食料の採取をしていたクルー達。だが軌道上に不審な船を発見する。それはケイゾン・ニストリムの船だった。
急いで撤収しようとするが、セスカ少尉が植物の採取に出たまま戻らない。探しに出たチャコティは洞窟でセスカを発見。ケイゾンの襲撃を受けたものの、辛くも脱出し帰還する。
再び地球を目指すヴォイジャーだったが、突然ケイゾンからの救難信号が入る。どうやら先ほどの船らしい。
罠を警戒しつつ救助に向かい生存者一名を収容するが、かなり危険な状態だった。
ケイゾン船内には連邦にしか無いはずのネオソリウム技術の痕跡があった。どうやら連邦の技術を取り入れようとして失敗し、事故を起こしたらしい。
問題はその技術の出所だった。トゥヴォックはクルーの誰かがケイゾンに通じて技術を売った可能性に言及する。それはジェインウェイにとって不愉快な可能性だった。
やがて救難信号を受けてケイゾンの別の船が現れ、ケイゾンのカラ司令官が生存者に面会にやってくる。だが彼は隙を見て生存者を殺してしまう。明らかに口封じだった。
トレスの分析で、ケイゾンに売られた技術はレプリケーターだったと判明する。
更にドクターの診断によって、セスカが実はカーデシア人であることも明らかになる。彼女はマキに潜入したエージェントだったのだ。
それでもセスカを信じたかったチャコティは罠を張って待つが、セスカは証拠隠滅を図ってこの罠に引っかかる。決定的な証拠を突きつけられ、セスカはケイゾン船へと逃亡する。
信じていたセスカに裏切られたことは、チャコティにとって大きなショックとなった……
補足情報や感想など
- ケイゾンはいくつもの共同体(セクト)を作っており、今回登場したのはその中でも好戦的なニストリムというセクトです。過去にはオーグラというセクトが第1話で登場しています
- セスカが最初から露骨に怪しいです。ですが情報が二転三転して視聴者も煙に巻いてきます。結局のところ結末はその通りなのですが、実はセスカがカーデシア人だったという二重のオチも付くわけです
- セスカが艦長に対して述べる不満って、いちいち尤もなんですよね(苦笑)
- マキ時代から信じていたセスカはカーデシアのスパイ、マキ時代から信じていたトゥヴォックは連邦のスパイ。チャコティが嘆きたくなるのも分かります
- ケイゾンがレプリケーターの技術を持っていないというのは、第1話の時点で語られていました。確かに持っていない種族から見たらこれは夢の技術です
- 冒頭の毒リンゴは梨かな……?
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