宇宙大作戦:S3第6話「危機一髪!OK牧場の決闘」あらすじや感想など
シーズン3 第6話(通算61話)「危機一髪!OK牧場の決闘」”Spectre of the Gun”のあらすじ
強力なテレパシー能力を持つメルコト人の領域へやって来たエンタープライズ。
メルコト人は立ち去るよう警告するが、それを無視してメルコト星に上陸したカーク達は罰として西部劇の舞台に閉じ込められる。
そこは1881年10月26日のアリゾナ、トゥームストーンを再現しており、カーク達は決闘で負けるクラントン一味に配役されていた。この日は「OK牧場の決闘」があった日なのだ。どうやらカークの記憶を元にしてメルコト人が再現したらしい。
カークは何とか決闘を避けようとするが、敵側のアープ達は聞く耳を持たず、街は電磁スクリーンで覆われ脱出も出来なかった。
遂に決闘の時間が迫ってくる。
だが物理法則がおかしいことに気付いたスポックは、この世界が現実ではないことに気付く。
意思の力で弾丸を無効にしたカーク達は決闘に勝利するが、相手を殺さなかったことでメルコト人の理解を得て、無事解放される。
メルコト人は惑星連邦の訪問を歓迎するのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算第55話にあたるエピソードです
- 来るなとハッキリ言われたのに強引に上陸するんだから、どうみてもカーク達の方が悪いですよねぇ
- メルコト人の造形がものすごく雑だ……
- 「OK牧場の決闘」というのはもちろん有名な映画のタイトルですが、この映画は実際にあった事件を元にしています。史実の事件が映画タイトルの名前で有名になってしまうという良い例ですね(日本だと「忠臣蔵」等が似た例でしょう)
- この決闘を題材にした映画やテレビシリーズは多く作られており、アメリカでは馴染み深いものだそうです。そのためパロディになっている部分も視聴者には分かりやすいのでしょうが、その辺は日本人から見るとイマイチ分かりにくいですね
- カークが演じているアイクは、史実では決闘を避けて逃げ出しているそうです(えー
- ちなみにマッコイ役のデフォレスト・ケリー氏は1957年公開の映画「OK牧場の決斗」ではモーガン・アープを演じていらっしゃいます。今回とは立場が逆ですね
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