宇宙大作戦:S2第22話「宇宙300年の旅」あらすじや感想など
シーズン2 第22話(通算51話)「宇宙300年の旅」”By Any Other Name”のあらすじ
救難信号を受けてとある惑星にやって来たカーク達の前に、ケルバ星のロージャンと名乗る男が現れる。
ロージャンはアンドロメダ銀河から移住先の調査にやって来たという。元々はヒューマノイド型ではなく触手型の生物であるらしいが、船を奪うために人間の姿を得たらしい。
彼らは故郷に帰るためにエンタープライズを奪おうとしていた。彼らならエンタープライズを改造しアンドロメダまで300年で到達する性能に出来るという。
ケルバ人達は神経光線でクルーを行動不能にし、あっという間にエンタープライズを乗っ取ってしまう。彼らはいずれ銀河を征服するつもりらしい。
改造の終わったエンタープライズは銀河外周へ向かう。その速度はワープ11という驚異的な速度だった。
船は銀河外周のバリアを抜けて銀河の外へ出る。
ケルバ人達はカーク・スポック・マッコイ・チャーリーだけを残し、他のクルーは航行に不要として全て結晶化してしまう。
だがケルバ人達は人間の体を得たことで、元々持っていなかった人間の感覚や欲望を持つようになっていた。それに気付いたカーク達はケルバ人達に人間的な生活を教え込んでいく。
最初は反発したケルバ人達だったが、人間の考え方に順応した彼らは、300年かけて故郷に戻るよりもカーク達人間と友人になることを選び、銀河系内の星で平和に暮らすことにするのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算第50話にあたるエピソードです
- 他の銀河に行くのに300年で済むというのはかなりの性能ですね(アンドロメダまでは250万光年の距離があります)宇宙戦艦ヤマトのように他銀河まで1年で往復するなんてことはスタートレックのワープでは出来ません(たまに例外はあります)
- およそ100年後の船ヴォイジャーでも銀河系(直系およそ10万光年)を横断するのに最高速度で70年以上かかります
- ケルバ人達が乗ってきた宇宙船は銀河外周のエネルギーバリアに破壊されてしまったそうです。エンタープライズもこのバリアには「光るめだま」の回で一度遭遇しています。これのせいで人類は銀河から外へ出ることが出来ないのです(たまに例外はあります)
- 今回の死亡者は女性の上陸班員トンプソンさんでした…
- 終わり方はちょっと唐突ですね。急にケルバ人の物わかりがよくなりすぎです
目次ページはこちら