宇宙大作戦:S1第14話「宇宙基地SOS 」あらすじや感想など
シーズン1 第14話「宇宙基地SOS 」”Balance of Terror”のあらすじ
船内ではクルーの結婚式が催されていたが、そこに突然非常警報が入る。
第4宇宙基地が謎の敵から攻撃を受けたというのだ。
エンタープライズは救援に駆けつけるが間に合わず、第4宇宙基地は破壊される。
かろうじて敵の通信を傍受し犯人がロミュランだと判明するが、初めて目にしたロミュラン人の姿がバルカン人と似通っていたため、スポックにスパイの疑惑がかかる。
一方、ロミュラン船の船長は命令で基地を攻撃をしたものの、これが無駄な戦乱の切っ掛けになることを恐れていた。
エンタープライズは敵船が中立地帯に入る前に攻撃を仕掛けることを決定し、スポックも賛同する。ロミュラン側に一方的な勝利をさせないことで後の戦乱を防ごうと考えたのだ。
最初の戦闘の後、ロミュラン船は中立地帯に潜み、エンタープライズも中立地帯に進入して様子をうかがう。
不用意に発信してしまった通信波を切っ掛けに再度戦闘が始まる。ロミュランが核兵器を用いたためダメージを負うが、エンタープライズは辛くも勝利する。
カークは敵船長と交信し救助を申し出るが、ロミュラン船長はそれを拒み船を自爆させる。
戦いは終わったが、クルーにも犠牲者が出た。それは結婚式を挙げるはずだったトムソンだった……
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は第6話にあたるエピソードです
- 船内で結婚式を挙げていたクルーはアンジェラ・マーティーニーとラバー・トムソン。急に名前が出たクルーは死ぬパターンです……
- この回でロミュラン人が初登場します。ロミュラン帝国や中立地帯、遮蔽装置、元々バルカンと同一人種といった設定も初出です
- カークと敵船長が互いに考えを読み合い、微妙な友情を感じる辺りは海洋戦争物の伝統という感じですね
- 初期お色気担当、秘書官ジェニーの出演はこの話が最後です。次に登場するのは劇場版になります。実はその間に地味に出世していて、後にミスターカトーが指揮するU.S.S.エクセルシオではブリッジクルーになります(さすがにその頃にはだいぶお歳をとっていてお色気担当とはいきませんが……)
- ロミュランの宇宙船はロミュラン・バードオブプレイですね
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