新スタートレック:S7第24話「惑星連邦”ゲリラ部隊”」あらすじや感想など
シーズン7 第24話(通算176話)「惑星連邦"ゲリラ部隊"」”Preemptive Strike”のあらすじ
カーデシア境界の非武装地帯にやってきたエンタープライズ。折しも上級戦術訓練のため艦を離れていたローが帰還する。彼女は大尉に昇進していた。
救難信号をキャッチしたエンタープライズが現地に向かうと、そこにはマキの小型船に襲われているカーデシア船の姿があった。
エンタープライズは威嚇してマキ船を追い払うが、カーデシアのガル・イベック司令官はピカードに大いに苦情を入れてくる。
さらにナチェフ中将がエンタープライズにやってくる。中将はマキの実態を掴むため潜入捜査を行うよう命じ、潜入員としてロー大尉を指名してくる。ベイジョー人の彼女なら怪しまれる危険は少ないのだ。
ロー大尉はマキに同情的だったが、恩のあるピカードに報いるため任務を引き受ける。
首尾良くマキに潜入したローはエンタープライズから医療品を大量に盗んで見せて、マキのメンバー達からの信頼を得る。
ピカードはマキを一網打尽にする罠を仕掛けることにするが、ローは徐々にマキに情が移り初めてしまう。
ローはそれでも任務をやり遂げるつもりだったが、親しくなったマシアスという老人がカーデシアに殺されたことでローの決意はゆらぐ。
ローは土壇場で艦隊の罠を暴露し、マキの船を逃がしてしまう。ピカードの作戦は失敗したのだ。
マキと共に行くことを決めたローは、艦長に一言だけ伝言を残す。
ごめんなさい…と
補足情報や感想など
- DS9と思いっきり関連性のあるエピソードです。TNGの中で内容的に最もDS9に近いお話なのでは
- ロー少尉は全然出てこないと思ったら研修中だったんですね
- 日本語吹き替えだと”マキ”と呼ぶべきところが“ゲリラ”にされています。日本ではDS9の関連エピソードが放送されるのは新スタートレックからだいぶ遅れますし、DS9を見ていないと分からない ”マキ” の名称を使うのは避けたのでしょう
※マキについてはDS9シーズン2第20話「戦争回避 パート1」を参照 - ガル・イベックは非武装地帯担当なので両方のシリーズにちょくちょく出てきますね(あとでVOYにも出てきます)敵側ではありますが、ストレスが多そうな貧乏くじポジションだなぁとは思います(苦笑)
- ローの心情が痛いほど分かるため、終わり方が物凄く切ないです……
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