新スタートレック:S7第13話「滅びゆく惑星」あらすじや感想など
シーズン7 第13話(通算165話)「滅びゆく惑星」”Homeward”のあらすじ
エンタープライズは救難信号を受けボラール2号星にやってきた。信号を発信したのは原住民の研究をしていたウォーフの義理の兄、ニコライ・ロジェンコ博士だった。
惑星では大気が失われようとしており、あと38時間で居住が不可能になってしまう。
ニコライはなんとか住民を助けようと考えピカード艦長に援助を要請するが、ボラール人への干渉は艦隊の誓いを破ることになるため、ピカード艦長は要請を却下する。
やがて惑星の大気は失われ住民は全滅したかに思われたが、ニコライは密かに住民の一部をホロデッキに転送していた。
ピカードはニコライの勝手な行動に憤慨するが、今更彼らを放り出すわけにもいかず移住先を世話することにする。
なんとか彼らに気づかれないようホロデッキで旅を演出しながら、エンタープライズはバッカ6号星に向かう。
だがホロデッキは不調続きで、ボラール人の一人ボリンが艦内に出てしまう。ボリンは自分たちの星が滅んだという現実に圧倒される。
さらにニコライがボラール人女性との間に子供を設けていることが発覚しウォーフは呆れ果てる。
移送作戦はなんとか成功し村人達は新しい星で新しい生活を始める。
ニコライは村人と共に残ることを決意する。それはもう連邦には戻らないということだった。
ウォーフは兄が幸せを手に入れたのだと信じ、笑顔で別れるのだった。
補足情報や感想など
- 艦隊の誓いは時として明らかに人道に反することがあります。今回はその部分に焦点を当てたお話ですね
- まあ歴代の有名艦長は多かれ少なかれ艦隊の誓いは破っていますけどね(やはりぶっちぎりはカークだよなぁ)
- Mクラスの惑星に連れて行くとは言っても、生態系も何もかも違う星へ連れて行かれるのですから、かなり無理はありますよねぇ
- ウォーフとニコライが共に納得した上で笑って別れるので後味は良いのですが、艦内を見てしまったボリンが悩んだ末に自殺してしまうのだけはどうにもやるせないです……
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