新スタートレック:S6第24話「もう一人のウィリアム・ライカー」あらすじや感想など
シーズン6 第24話(通算150話)「もう一人のウィリアム・ライカー」”Second Chances”のあらすじ
8年前に放棄されたネルバラ4号星の科学基地に資料の回収にやってきたエンタープライズ。この基地は惑星のディストーションフィールドのために近づくことが出来なかったのだ。
今回のチャンスを逃すと、次は8年後まで基地に来ることは出来ない。
完全に撤退したはずの基地には、生存者1名が取り残されていた。なんとそれはライカー本人だった。
ジョーディの調査の結果、8年前に基地にいたライカーがポチョムキン号に転送された際、転送波がフィールドで跳ね返り2人のライカーをそれぞれ実体化してしまったと判明する。
ライカー”大尉”はたった一人で基地に取り残され、8年間を孤独に生き抜いていた。もはやライカー“副長”とは別の人格と言えた。
若い頃の情熱を持ち続けている”大尉”に対し、ディアナも昔の愛情を取り戻し惹かれていく。
ライカー”大尉”の協力で基地のデータ回収は進められるが、そのやり方について”副長”と”大尉”の意見は対立する。
対立は険悪な雰囲気を持ち始めるが、力を合わせて任務をやり遂げたことで2人は和解する。
”大尉”は ”トーマス”・ライカーと名乗ることにし、ピカード艦長の計らいでガンジー号へと転属していくことになった。
ライカー副長はトーマスに思い出のトロンボーンを譲り、彼の成功を祈るのだった。
補足情報や感想など
- 転送で複製が作れるとなったら、いろいろと問題が発生するのは間違いありませんよね……
- トーマス・ライカーは髭を生やしてない方が自然だったんじゃなかろうか
- ディアナがやっている武術は太極拳っぽいですが、吹き替えではグレイシー柔術と言っています。どう見てもグレイシーじゃねぇ(苦笑)ちなみに原語ではクリンゴン武術と言ってます
- 2人の対立はまさに同族嫌悪の極みですね。命がけで助けたからといっても、そう簡単に和解できるとは思えないなぁ。一番良いのはやっぱり距離をとって会わないことでしょうね。
- 思い出のトロンボーンを譲るライカー副長は男前ですねぇ
- トーマスはこの後、DS9「奪われたディファイアント」で再登場するのですが……
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