新スタートレック:S6第12話「甦ったモリアーティ教授」あらすじや感想など
シーズン6 第12話(通算138話)「甦ったモリアーティ教授」”CShip in a Bottle”のあらすじ
ホロデッキの修理をしていたバークレーは、それと知らずにモリアーティ教授のファイルを解放してしまう。
ピカードがいつまで絶っても約束を守ってくれないことに業を煮やしたモリアーティ教授は、ピカード、データ、バークレーが見ている前でホロデッキから通路に出て行ってしまう。
実体を持ったモリアーティ教授はバーソロミュー伯爵夫人も実体化して欲しいと懇願するが、原理が分からないためピカードはそれを保留する。
これに不満を持ったモリアーティ教授はエンタープライズのコントロールを乗っ取ってしまう。
データ達は実体化技術を本格的に検討し、転送を使って実体化する手法を考案する。だが実験の最中データは自分たちがまだホロデッキを出ていないことに気づく。
一方現実では、やはりエンタープライズのコントロールを掌握したモリアーティ教授がライカーに要求を突きつけていた。目的はデータの考案した手法を利用して今度こそ本当に実体化することだった。
かくして転送が行われモリアーティ教授とバーソロミュー伯爵夫人は実体化に成功し、2人はシャトルで未知の宇宙へと旅立つ。
だがそれもピカードが仕組んだホロデッキ内の虚構だった。
モリアーティ教授達はそれが仮想現実とは気づかぬまま、寿命が来るまでプログラム内を旅して生きることになるのだった。
補足情報や感想など
- シーズン2第3話「ホログラム・デッキの反逆者」からの続きになる物語です
- 目の前の現実が本当に現実かどうか分からないという、映画「マトリックス」に代表される仮想現実ネタの先駆けのようなお話です
- 虚構の世界が多重に重なるので、注意深く考えないと理解が追いつきません
- 実際にホロプログラムが外へ出るための技術は、後々のヴォイジャーで登場します
- 最後に「プログラム終了」と言ってみるバークレーが良い味を出していますね
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