シーズン6 第11話(通算137話)「戦闘種族カーデシア星人・後編」”Chain of Command, Part II”のあらすじ
カーデシアとの和平交渉は行き詰まりを見せていた。
カーデシア側はピカードを捕らえたことを交渉の材料とし、ジェリコ艦長は窮地に立たされる。
ビバリーとウォーフは救出され、ライカーはピカードの救出部隊を派遣しようとするがジェリコ艦長はそれを却下。さらにはピカードを見捨てることを指示し、猛反対したライカーは副長を解任されてしまう。
ピカードはガル・マドレッドから拷問を受け続けるが、強靱な意志で耐え続ける。
一方ジェリコ艦長はカーデシアの狙いがミノス星系にあると見抜き、星系内に潜んだカーデシア艦隊をあぶり出すことに成功する。
機雷を使ってカーデシア艦隊をまるごと人質にしたジェリコ艦長は、ピカード艦長との人質交換を要求する。
ピカードは解放され、エンタープライズの艦長に復帰するのだった。
補足情報や感想など
- 裸で吊されて拷問にかけられるというのはなんともアナクロですねぇ。カーク船長も「恒星ミナラの生体実験」で吊されてました(苦笑)
- ガル・マドレッドの拷問手法が、色々と手を替え品を替えて駆け引きを仕掛けてくるので興味深いですね
- ガル・マドレッドを通してカーデシアの境遇や文化を描くのもこのお話のポイントです
- シャトルパイロットを依頼してくるジェリコ艦長に対するライカーの態度は、正直良くないですねぇ
- ジェリコ艦長は意外と優秀だったと思います。この辺は管理職経験があるかないかで人物評価が大きく変わるんじゃないかしら
- このお話の時点でエンタープライズはカーデシア領内に居るわけですが、この帰り道でDS9に立ち寄ります
というのも今回のエピソードが放送された翌週からDS9の放送が始まったのです。今回の前後編はそのための前振りエピソードでもあるわけですね - これがつまりどういうことかというと……さようならオブライエン!! 君のことは忘れないよ!
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ナチェフは登場回ほぼ全てでとても嫌な印象を残してくれる、ある意味名サブキャラですよね
嫌いな事には変わりないですが笑
カイロはDS9でも言及されますが、艦長が変わっているみたいなので、
提督になったか別の艦の艦長になれていたらいいな、と思います
個人的にナチェフ中将はスタートレックの中で一番上司にしたくないキャラです(苦笑)
「かわいそうな中間管理職」!!
どこかで聞いた表現です。たしか、DS9のカイ・ウィンをそう評していた方が。
預言者がよそ者(=連邦士官のシスコ)を「選ばれしもの」とするというアホな人事をし、
ベイジョーの人民からの支持は得られない不人気もの… ああ、かわいそう(^^)
そういえばLDのマリナー少尉も「ジェリコみたいな臨時艦長なんて~」みたいなこと言ってましたね
そういう意味では後代にも語り継がれるキャラではあったわけですね
上級士官はかわいそうな中間管理職
下級士官は上陸したらすぐ死ぬ(苦笑)
ああ、宇宙艦隊ってなんてひどいブラック企業なんでしょう!
いよいよDS9との連携が始まりますね!
エンタープライズがDS9に寄港したのがこの帰り道だったというのは気づいてませんでした(^^;
ジェリコの評価については… ピカードとの対比上「ガチガチの管理職」というキャラ付けなのでしょうが
来た早々3交代を4交代にするってのはやりすぎ感が(その必要性ある?ってカンジ)。
機雷作戦で結果を出した以上は評価すべきなんでしょうけど。
ジェリコさんについては「かわいそうな中間管理職」と思いました。
組織替えは本来時間をかけて行うものですが、その時間自体がないんです。
クルー達に対して「ピカード艦長が戻るまでの数日間だけだから言うこと聞いて!」
と言いたくても機密事項だから言えない。
しかも任務は下手をすれば全面戦争になるカーデシアとの交渉。
馴染みの上級士官は一人も居なくて、ライカーは反抗的(苦笑)
多少強引にでも自分のやりやすい体制を作りたいのは理解出来ます。
私なら絶対やりたくないポジションですよ!
それで結果を出してるんだから大したものです
つまり一番悪いのはこんなアホな人事と作戦を行ったナチェフ中将ということでして……