新スタートレック:S5第23話「ボーグ”ナンバー・スリー”」あらすじや感想など
シーズン5 第23話(通算123話)「ボーグ"ナンバー・スリー"」”I, Borg”のあらすじ
アーゴリス星団の調査に来たエンタープライズは墜落した小型機を発見する。重傷を負った負傷者が居たが、それはボーグだった。
即刻撤退を命ずるピカードだったが、ドクターが治療を始めてしまったため、証拠を残さないためにやむを得ずボーグを艦内に収容する。
ピカードは救助したボーグにウイルスを仕込んで送り返し、集合体を崩壊させることを計画する。
集合体から切り離されたそのボーグはサード・オブ・ファイブと名乗るが、ジョーディは彼をヒューと名付ける。
ジョーディとビバリーはヒューを調べるなかで彼と友達になり、ヒューもまた人間性を見せ始める。だがその甘い態度をガイナンは強く批難する。
やがて、小型機の捜索のためにボーグキューブが近づいていることを感知する。
ジョーディとデータはボーグを動作不良に陥らせる方法を考案するが、ジョーディはこの作戦に疑問を持ち始める。
ガイナンもヒューの人間性に触れて心が揺らぎ、ピカードに一度ヒューと対面するように忠告する。
ピカードはロキュータスを演じてヒューと話すが、ヒューが既にボーグではなくなっていることを確認して驚愕する。
ピカードはヒューを集合体に返すか迷うが、ヒューは自分が戻らなければ友達のジョーディに危険が及ぶと考え、キューブに戻る決意をする。
やがてやってきたボーグはヒューを回収していくが、再び集合体に接続されたヒューの自我がどうなったのか、それを確認する方法はなかった。
補足情報や感想など
- シリーズにおける ”ボーグ” という存在について大きな転機になるお話です
- ”We, Borg” から ”I, Borg” に変わることに大きな意味があるのです
- 原語サブタイトルはアシモフ先生の名著「I, Robot」(日本語書名「われはロボット」)のリスペクトにもなってます
- ヒュー(ブルー)の登場です。後々まで重要なキャラクターになりますが、顔色が青いからブルー! という日本語訳はちょっとあんまりでは……
- 序盤でボーグ殲滅に一人だけ反対するビバリーの空気読めてない感がすごいです(苦笑)
- フェンシングのシーンのガイナンがこええ。ガイナンの母星はボーグに滅ぼされているため、ボーグに対する敵対心はひときわなのです
- 「ロキュータス」と呼ばれたピカードがたっぷり6秒間無言で固まるシーンはゾクゾクしましたわ
- 最後にチラッとだけジョーディを見るヒューに震えますね
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