新スタートレック:S5第18話「恐怖の宇宙時間連続体」あらすじや感想など
シーズン5 第18話(通算118話)「恐怖の宇宙時間連続体」”Cause and Effect”のあらすじ
エンタープライズはタイフォン星団へとやってきた。艦隊が調査したことのない宙域だ。ライカー達はいつものように任務前の時間でポーカーを楽しんでいた。
だがこの星団に来てから、ビバリーは妙な既視感(デジャビュ)を感じていた。
やがてエンタープライズは時空連続体のひずみに遭遇し、操舵が効かなくなってしまう。そこに突然現れた艦隊の船が衝突、エンタープライズは爆散してしまう。
次の瞬間、ビバリーはポーカーを楽しんでいた。だがビバリーもライカーも何故かカードの手があらかじめ分かっていることに気づき、疑問に思う。
やがてエンタープライズはひずみに遭遇、衝突の末大破する。
再びポーカーのシーン。
クルーの多くがデジャビュを訴えはじめる。
艦内に残されたかすかな証拠から、艦が時間の輪に閉じ込められていることが判明する。
ジョーディは次のループへメッセージを送る方法を考案するが、それが上手くいくという保証はなかった。
再び艦は大破する。
次のループにメッセージは送られていたが、それの意味する内容を理解出来ないまま今回も艦は危機に陥る。だが衝突の寸前、メッセージの意味に気づいたデータが選択を変えたことで艦は危機を脱する。
エンタープライズは相手の船ともに時間の輪から脱出した。その船はU.S.S.ボーズマンといった。
連邦の標準時間を参照し、エンタープライズは17.4日間ループの中にいたことが判明する。
だがボーズマンのクルー達にとって、それは実に90年もの長い時間だった……
補足情報や感想など
- 冒頭からエンタープライズ大爆発という展開で度肝を抜かれますが、訓練されたスタートレックファンにはすぐに時間ネタだと分かります(サブタイトルでネタばれしてますし……)
- 典型的なループものですね。今ではさして珍しいストーリーの仕掛けではありませんが、当時は結構新鮮に感じました
- 衝突してきた船はU.S.S.ボーズマン(NCC-1941)クラスはソユーズ級。「カーンの逆襲」で使用されたU.S.S.リライアントの模型を改造して撮影しているそうです
- ボーズマンが時間の輪に捕らわれた2278年というと、最初の劇場版と「カーンの逆襲」の間くらいです。クルーの制服がちゃんと当時の物になっていて懐かしいですね
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