新スタートレック:S4第6話「革命戦士イシャーラ・ヤー」あらすじや感想など
シーズン4 第6話(通算80話)「革命戦士イシャーラ・ヤー」”Legacy”のあらすじ
連邦貨物船アーカス号の救助に向かったエンタープライズはターカナ4号星の軌道に入った。この星は今は亡きターシャ・ヤーの故郷だった。
アーカス号の救助は間に合わず、乗員の脱出ポッドは地上に降りたようだったが、この惑星は無政府状態で15年間連邦との交流を断絶していた。
危険を承知で上陸班が捜索に向かう。
街は”同盟”と”連合”の2つの勢力に分かれて争っており、乗員は”同盟”に捕らわれていた。
”連合”側はライカー達に協力を申し出てくる。そしてその代表としてターシャの妹を名乗る女性が現れる。彼女はイシャーラといった。DNA鑑定の結果本物の妹であることが判明する。
イシャーラは姉のことを良く思ってはいなかったが、データと親交を深めていく中で考え方を変え始めた様子だった。
イシャーラの協力で人質の居場所が判明し、突入作戦が実施される。
人質の救出には成功するが、イシャーラは単独行動を取り、エネルギー融合炉を爆破して”同盟”の防衛システムを破壊しようとしていた。これが彼女の目的だったのだ。
だがデータはイシャーラの行動に気づき、この目論見を阻止する。
騙されていたことに怒りの収まらぬライカーだったが、ピカードはイシャーラをそのまま”連合”に送り返すことにする。
皆はイシャーラとターシャを重ね合わせて信じすぎたことを反省し、データは裏切られる可能性があっても相手を信じることの大切さを学ぶのだった。
補足情報や感想など
- ライカーのカードマジックをあっさり見破るデータが実に愉快です。このシーンがわりと今回のストーリーを暗示していたんですね
- データとイシャーラが語り合いながら、ターシャのキャラクターを浮かび上がらせていくところが良かったです。ターシャは早々に退場したのが本当にもったいなかったですねぇ
- 「友情に感情は関係ない、慣れだ」というデータの割り切った意見が割と核心を突いていたような気がします。これが愛情になると話は別ですけどね。それでいて「感情がなくて良かった」というデータの寂しげな表情が印象に残ります
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