新スタートレック:S3第8話「非情なる駆け引き」あらすじや感想など
シーズン3 第8話(通算56話)「非情なる駆け引き」”The Price”のあらすじ
バーザン恒星系で安定したワームホールが発見され、その使用権が競売にかけられることになった。安定したワームホールは極めてまれで、これを使えばガンマ宇宙域へ大幅な近道が出来るのだ。
本当に安定しているなら連邦としては是非とも手に入れたいところだったが、競売を聞きつけたフェレンギが参加を申し入れてくる。
フェレンギは策略を用いて連邦の交渉人を病気にしてしまったため、ライカーが連邦の代表を務めることになった。
またクリセリア人の代理人としてやってきたデビノニ・ラル氏は競売においては有名な交渉人だった。さらにラルはディアナを口説き親密な関係になってしまう。彼はベタゾイドのクオーターだったのだ。
ワームホールの安定を確認するためデータとジョーディ、さらにフェレンギがワームホールに入って調査を行う。だが通り抜けた先はデルタ宇宙域だった。ジョーディ達は大急ぎで帰還するが、警告を無視したフェレンギ船はデルタ宇宙域に取り残されてしまう。
ラル氏の手腕は見事で、ベタゾイドの能力と策略を駆使して交渉を有利に進めた末に契約を勝ち取る。
だがワームホールが不安定なことが判明し、ラルの交渉は徒労に終わる。
ラルはディアナに一緒に来て欲しいと望むが、ディアナは策略のために嘘をつく彼が信じられず、別れを告げるのだった。
補足情報や感想など
- 安定したワームホールというとやはりDS9を思い出すわけですが、当然まだあのワームホールは発見されていません。
- ガンマ宇宙域はドミニオンの領域ですが、これについてもまだ接触前ですね
- デルタ宇宙域はケイゾンやボーグのいるヤバいところです。ヴォイジャーが飛ばされる先でもあります
- ラルの手の早さが凄いのですが、全く魅力的な男性に思えないので見ていてシラけるというか何というか……
- ディアナとドクターのレオタード姿の微妙さが大変悲しいです
- デルタ宇宙域に取り残された2人のフェレンギ人(アリドールとコル)がどうなったかはVOY「救世主フェレンギ」にて描かれます
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