新スタートレック:S3第18話「姿なき誘拐犯」あらすじや感想など
シーズン3 第18話(通算66話)「姿なき誘拐犯」”Allegiance”のあらすじ
自室で一息ついていたピカードだったが、突如謎のエネルギーに誘拐されてしまう。
連れ去られた先には、アカデミーの学生でボリアス人のミテナ・ハロとマイザー人のソルという2人の人物も監禁されていた。
さらにチャルナ人の戦士エソクが誘拐されてくる。これで誘拐されたのは4人になったが、ピカードは共通点を見いだすことは出来なかった。
一方、エンタープライズ艦内には偽のピカードが存在し不可解な言動を見せ始める。当初ライカー達は艦長を信頼し、全く疑いを持たなかった。
だが偽ピカードの行動は、徐々にクルー達の間に違和感を広げていく。そして艦に危険が及ぶに到り、ついにライカーは偽ピカードに反旗を翻す。
拘束されている本物のピカードは、この監禁が何者かの観察実験であり、ハロがその首謀者の一人であることを見抜く。
正体を見抜かれ実験の意味が無くなったことで、首謀者の異星人はピカード達を元の場所に返す。
だがピカードはこの身勝手な行動に大いに怒り、彼らに拘束されることの苦痛をたっぷり味合わせる。そして次はこの程度では済まないと念を押してから解放するのだった。
補足情報や感想など
- 艦長が突然誘拐されるというのはTOS時代からあるパターンの一つです
- 誘拐された4人が互いに疑心暗鬼になって探り合う推理サスペンス調のお話でした
- 機密情報を利用してハロの正体を見破るあたりはお見事です
- 本物ピカードと偽ピカードの演じ分けはさすがパトリック・スチュワートの演技力という感じですね
- 偽ピカードとドクタークラッシャーのロマンスは良い感じなのですが、所詮偽ピカードなのが残念ですねぇ。本物のピカードももう少しドクタークラッシャーに心を許しても良いような
- 犯人の異星人は登場したものの、名前すら不明のまま退場となりました
- ラストシーン、ピカードとライカーがわずかな目配せだけで確実に命令を実行する信頼感と、ドクタークラッシャーがピカードに向ける艶っぽい目配せとが、実に対照的で楽しかったです
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