新スタートレック:S2第20話「愛の使者」あらすじや感想など
シーズン2 第20話(通算46話)「愛の使者」”The Emissary”のあらすじ
緊急の指令でボラディス星系の近くにやってきたエンタープライズは艦隊の特使を迎え入れる。よほど急を要する任務のようであった。
特使はクリンゴン女性のケーラーで、人間とのハーフだった。そしてウォーフとは何か因縁がある様子だった。
任務の内容は、連邦とクリンゴンが戦争状態だった頃に冷凍睡眠状態に入ったクリンゴン戦艦トング号が再稼働を迎えると判明したため、その対応にあたることだった。
冷凍睡眠中のクリンゴン人はまだ戦争中だと思っているため大変危険だった。本来ならクリンゴン船が向かうべきところだが、付近にはエンタープライズしかいないのだ。
ケーラー特使は早急にトング号を撃墜するようピカード艦長に指示する。
ピカードはそれに反対し別の道を探るよう命じるが、ウォーフとケーラーはいがみ合うばかりで一向に対策は進まなかった。
2人はホロデッキで愛憎をぶつけ合い、その結果ウォーフは彼女に結婚の儀式を行おうとするが、ケーラーはこれを拒絶する。
遭遇したトング号は想定通りエンタープライズを攻撃してくるが、ウォーフのアイデアで一芝居打ってトング号の武装解除に成功する。
トング号に向かうケーラーとの別れ際、ウォーフは彼女へ精一杯の本心を語り、2人は再会を約束するのだった。
補足情報や感想など
- カードを楽しむシーンのドクターポラスキーが結構ギャンブラーです
- ケーラーは父がクリンゴン人で母が地球人とのことです。ちなみにVOYのトレス中尉はその逆で、父が地球人で母がクリンゴン人ですね
- トング号は昔懐かしいバトルクルーザーですね
- 今回はウォーフの情熱的な恋愛模様がじっくりねっとりと描かれました。さすがクリンゴンというか、かなり濃ゆいです
- ケーラーの日本語吹き替えを担当しているのはDS9でキラを担当する小宮和枝さんですね。DS9で聞き慣れた声なので一瞬戸惑います
- ケーラーは第4シーズンでも再度登場するのですが……
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