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00.劇場版

スタートレック:叛乱 あらすじや感想など

投稿日:2021年12月1日 更新日:

劇場版9作目「叛乱」あらすじ

のどかな農村に住む人々が、テクノロジーに頼らず素朴に暮らしている惑星があった。彼らはバクー人といった。

惑星連邦とソーナ人は密かにこの村の人々を監視していたが、監視グループに参加していたデータ少佐は突然命令に逆らい、監視施設の偽装ホログラムを破壊してしまう。

知らせを聞いてエンタープライズは急ぎ惑星バクーに駆けつける。データの特性を熟知したピカードの戦略でデータを確保したピカード達は、バクーの村へとやってくる。

バクー人達は丁重にピカードを迎え、大変友好的だった。また彼らはワープ技術等の高度な技術も持っており、それを生活に使っていないだけだった。

だがピカードは、ドワティー提督やソーナ人の様子がおかしいことに気付く。

また、データが誤作動を起こした原因がソーナ人から攻撃を受けたためだと判明し、疑念は膨らんでいく。

データの記憶を元に調査を進めたピカードは、湖に隠されたホロデッキ船を発見。さらにクルーや自分自身の体調の変化から、一つの結論にたどり着く。

この惑星が受ける特殊な放射線には人々を若返らせる不老長寿の力があった。バクーの人々は、既に300才を超えていたのだ。

ドワティー提督とソーナ人は密かにバクー人達を移住させ、この放射線を手に入れようとしていた。

だがソーナが放射線収集コレクターを作動させれば、この惑星は不毛の土地と化し人は住めなくなってしまう。

艦隊の誓いに反するこの行為に対し、ピカードは反旗を翻す。

エンタープライズは連邦評議会に提訴するため星を離れ、ピカードとごく少数の仲間達は惑星に残ってバクー人達を護る戦いを始める。

だが戦いの中、ピカードはバクー人とソーナ人が同じ種族であることに気づく。じつはソーナ人とは、100年ほど前にこの星から出て行った若者達の集団だった。

ソーナがやっていたことは実は親子喧嘩に過ぎず、連邦はそれに巻き込まれたのだ。

ドワティー提督はそれを知り計画の中止を決めるが、ソーナのリーダー、ルアフォは提督を殺して計画を強行する。

ルアフォの副官ガラティンを説得し協力を得たピカードは、ホロデッキ船を利用してルアフォ達を騙し計画を阻止するが、諦めないルアフォは放射線コレクターを直接手動操作で動かそうとする。

ピカードはルアフォと対決し、コレクターを破壊しルアフォを打ち倒す。

移住計画は白紙となり、バクー達はこれまで通り平和に暮らすことになった。

平和なこの星に魅力を感じながらも、ピカードは自分の信じる連邦を守るという使命に戻るため、帰路につくのだった。

補足情報や感想など

  • 新スタートレックシリーズの劇場版3作目、スタートレックシリーズの劇場版としては9作目にあたります
  • 劇中で宇宙暦が語られないため、他のシリーズとの時系列は全く不明です。地球から遠く離れているヴォイジャーはいいとしても、DS9との前後関係はもう少し明確にして欲しかった気がします
  • 時期的にはDS9はシーズン7、戦争が激化しているまっただ中です
  • DS9のシーズン7は宇宙暦不明のエピソードが大変多いのですが、一応第10話「ペーパームーンに抱れて-戦争の影パート2-」と同じタイミングで発生した事件とする説が有力です(ウォーフが不在で十分な時間的余裕があるためです)
    また第17話「彷徨う心」ではソーナが名前だけ登場します。ソーナはドミニオンに参加してケトラセル・ホワイトを生産しているようです
  • 実はクワークが登場するシーンが撮影されたそうなのですが、カットされてしまったとのことです
  • エンタープライズはこの時期、連邦内の外交任務に忙殺されているようです。戦争には直接参加せず、後方支援に徹しているという形なのでしょう
  • ウォーフの胸の紋章はちゃんとマートク家の物になりました
  • 放射線の影響を受けて若々しさをみせるクルー達が見所ですね。髭を剃ったライカーなんて超久しぶりです
  • ウォーフの髪が随分伸びたという台詞がありますが、残念ながらピカードに髪は生えな……ゲフンゲフン
  • バクー人がこの惑星に入植したのは300年も前とのことです。地球ではやっとバルカン人とのファーストコンタクトを果たしたばかりの頃ですよ
  • 最新鋭のエンタープライズEがソーナ船にボロボロにやられるのは悲しかったなぁ。ソーナ艦は禁止された兵器を持っていて思った以上に強いです
  • 全体的にロケが多めで、牧歌的なシーンが多い映画です。非常に地味なのですが「新スタートレック」らしい雰囲気が楽しめる映画とも言えます
  • よく言われるたとえですが、TVシリーズの前後編のようなエピソードです。シリーズのファンにとっては馴染みのあるキャラクター達が活躍してとても楽しめる作品なのですが、映画としてはちょっと物足りなさが残りますね
  • ラストのガラティン(ガルナ)が母親と再会するところは、地味で短いですが良いシーンでした。ここ好き

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執筆者:


  1. 時計 より:

    小説だと提督の心情にも描写が割かれていて良い感じなんですけど、
    映画自体はとても普通というか、書かれている通り前後編でしたね。
    特殊映像もILMから変わったせいか何となく映画っぽくないクオリティな気もします。

    映画パンフ等の情報ですと当初は次作もバクー関係の予定だったそうですが…
    ラストでカットされたクワークもカメオのみならず、考えていたからなのかもですね。
    youtubeかどこかで観られたと思いますが、カットされてなければ〆の印象が強すぎたと思います笑

    • raccoon81920 より:

      特撮は確かにちょっと絵が軽くて違和感ありますね
      クワークのシーンのカットは残念ですが、彼のようなアクの強いキャラは登場するだけで美味しいところもってっちゃいますから、まあ仕方ないかと(苦笑)

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