スタートレック: SNW・S1第9話「さまよえる者たち」あらすじや感想など
シーズン1 第9話「さまよえる者たち」”All Those Who Wander”のあらすじ
宇宙基地K7に向かっていたエンタープライズは、惑星パレオ・ベータ5で消息を絶ったU.S.S.ペレグリンの捜索を命じられる。
K7への物資輸送も急を要するため、エンタープライズはK7へと向かい上陸班だけがパレオ・ベータ5に残ることになった。
パイク船長率いる上陸班は惑星に不時着したペレグリンを発見したが生存者の反応はなく、船の周囲や船内には多量の血痕が残されていた。
発見した船長日誌により、ペレグリンは船に侵入したゴーンにより全滅したことが判明する。ミッション中に救助した漂流者3名のうちの一人にゴーンの卵が産み付けられていたというのだ。
かろうじて生き延びていた残り2人の漂流者から話を聞こうとするが、そのうちの一人バックリーにも卵が宿っていた。孵化した卵から4匹のゴーン幼生体が出現する。
ゴーン幼生体は次々とクルーを襲い始め……
情報を整理してみる
- 宇宙基地K-7は、TOSシーズン2第15話「新種クアドトリティケール」およびDS9シーズン5第6話「伝説の時空へ」の舞台としてあまりにも有名ですね。クリンゴン領域の近くにある宇宙基地です
- 今回の任務が終わるとウフーラの研修期間も終了し、彼女は地球に帰る予定とのこと
- U.S.S.ペレグリンはソンブラ級NCC-1549
- パレオ・ベータ5は雪と氷に覆われた惑星でした。ヘマー機関主任の故郷であるアンドリアの氷雪地帯と似た環境です
- 3名の漂流者は、地球人少女のオリアナ、オリオン人(最初に死亡)、バックリー(仮名)。バックリーは翻訳機も対応できない未知の種族でした
- ゴーンは寒さを嫌うとのこと。爬虫類系の種族ですからね。またセンスォアーでは検知できないそうです。精神バリアーを持っているためテレパシーでの感知も不可能とのこと。卵が産み付けられてから孵化するまでの時間は、宿主になった種族によって異なるそうです
- ラアンは「大人のゴーンに勝つ術はありません」なんて言ってましたが……(苦笑)
- パイク船長のコマンドコード2-4-6-8-10は単なる偶数の数列ですね(いいのかそんな単純なコードで)ドクタームベンガが呆れるのも分かります
- 4体生まれたゴーン幼生体のうち1匹は共食いで死に、パイク船長が1匹仕留めました。残りの2匹は勢力争いで1匹になり、最後の一匹はラアン保安主任の作戦で凍りづけにされた後に倒されました
- ゴーンの卵を産み付けられてしまったヘマー機関主任は、仲間を救うために自ら命を絶ちました……
- ラアン保安主任は生き残った少女オリアナの家族を探すために、一旦エンタープライズを離れることにしました
- 今回の死者はヘマー機関主任、デューク中尉、チア士官候補生の3名。およびUSSペレグリンのクルー全員
- 今回の宇宙歴は2510.6
今回の感想
冒頭で士官候補生のチアとデューク少尉というキャラが突然登場し、しかもデュークは中尉に昇進するという超鉄板の死亡フラグを建てたのには吹いた(苦笑)案の定死んだし!!!!赤服じゃなくても油断してはいけませんね!
ゴーンとの第2ラウンドですが、今回はやたらと「エイリアン」「プレデター」あたりの影響が強いです、というか強すぎ。
ゴーンの繁殖が露骨にエイリアンですし、船内での戦いもエイリアンのまんまですね。サーモグラフィー視界なんかはプレデターだし。
※ちなみに旧作の頃もプレデターの影響が強いと感じるエピソードは結構ありました。特にヴォイジャーで登場したヒロージェンは思いっきりプレデターの影響受けた異星人でしたからね。
でもゴーンの繁殖方法がこれだと「イントゥダークネス」でのドクターマッコイのセリフとは辻褄が合わなくなってしまいますなー
あとゴーン幼生体が割とリアルな爬虫類方向のデザインになっていて、昔の愛嬌ある着ぐるみゴーンさんと比べると怖すぎです。
それにしてもヘマー機関主任をここで退場させるとはなんともったいない! 凄く良いキャラだったのになあ! これはとーーーーっても残念。
残念……ではあるのですが、機関主任がいなくなったということは、もしかして後任でチャーリー(スコット)が配属されてきたりするんじゃなかろうか? それはちょっと期待していたり。
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おまけ
バンダイナムコ公式YouTubeより