【創彩少女庭園】佐伯リツカさんの素組みレビュー(後編)組立てのポイントや注意点等
創彩少女庭園 佐伯リツカさんを作るよ(その2)
では昨日に引き続き組み立てていきます(今回は普段あまり書いていない細かいことも書いていこうかと思います)
今回も頭部は3種類。前髪は共通で、ポニテ、ロング、三つ編みの髪型が楽しめます。
前髪は3つのパーツで構成されていますが、組み付けが結構キツいのでダボを斜めにカットしちゃった方がいいです(矢印のところ)
力任せに入れようとしても髪の先端が指に刺さって痛いだけですしね。
もし切りすぎて緩くなってしまったら、流し込み系の接着剤を流して固定してしまいましょう。
ポニーテールのパーツ構成です。取り付け部分は回転軸が設けられていますので表情が付けやすいですね。
取り付け軸は地味に向きの違いがありますので、注意が必要です。
こちらはロングヘアー。結構ボリュームがあります。
中央のパーツは接続が結構きつめですので、例によってダボ調整しつつ摺り合わせが必要です。
最後が三つ編みヘアーです。通常三つ編みとアクション用三つ編みの2セットが付属しているという仕様です。相変わらず髪型にはこだわりが感じられますなぁ。
続いて胴体です。割とシンプルな構成ですが、パーツ合わせ目をシャツの重ね合わせのラインに持ってくるというのは気が利いてます。
首の接続パーツは回転軸があるように見えますが、固定されてしまうので動きません(苦笑)
腕回りは今回とてもシンプルになりました。前作までの袖のこだわりが嘘のように普通な構成です。
手首パーツは7セット14個付属しているのですが……
全ての手首に付けられる数のジョイントが付属しています。いや壊れやすいパーツですから沢山付いてるのはありがたいですが、実際のところは2つあれば用は足りるんですけどね(苦笑)
最近はPOM樹脂のおかげでリスクは減ったとは言え、昔から破損報告の多いパーツです。念入りに調整しておくにこしたことはありません。写真ではダイソーで3本100円で売っているヤスリを使っています。こんな安物でも十分に役に立ちます。
股関節のパーツは上下にスムーズに動くように、平らな部分をちゃんと均しておくと良いです。私はいつも400番のヤスリスティックでサクッと削っちゃってます。
腰回りのパーツはかなりシンプルになりました(比較に置いてるのはまどかちゃんの腰パーツです)シンプルな分強度はありそうですが、なんだかおへそ周りにボリュームが出てムチムチです(苦笑)
足回りの構成も至ってシンプルでした。前回書いた通り太ももの接続部に回転軸はありませんが、後ハメ加工は簡単そうです。
太もものパーツはダボがキツめなのですが、ダボを斜めカットして調整してやったらかなり精度良く合わさりました。上の写真は接着剤すら付けていないのですが、ほぼ合わせ目が見えないレベルです。こういう精度の良さは組んでて気持ちが良いです。
一方でスカートの接続ダボはあまり精度が良くありませんでした。この写真だと4つあるダボのうち3つを合わせると、残り一つがどうしてもハマりません。仕方ないのでそこはカットしてしまいました。
こちらは座り用の腰&太ももパーツ。太ももが大きくえぐれた形状のためパーツの組み合わせ方がとても分かりにくかったです。取説の番号をよく見て間違わないように組み合わせないといけません。左右の脚をキッチリ組み合わせるのも割と難しいです。
意外と面白いのが付属品のリュック。固定自体は3mm軸で背中に取り付けるのですが、布製のベルトを取り付けるようになっています。
ただ取扱説明書に書かれているベルトの通し方だと長さの調整が難しいので、自分は調整しやすいように違う通し方をしてしまいました。飛び出たベルトの先端を引っ張れば本物のリュックのようにベルトが締まるようにしてあります。
というわけで、素組み完了です。
色々組み合わせてみましたが、やはり赤いリボンがアクセントになる分、ポニーテールが一番栄えますね。やっぱりこれが基本かなぁ。
とりあえず全体の構成が分かりましたので、またこれからバラして仕上げを整えていくことにします。
おまけ
公式ページでもやってましたが、フレズヴェルクアーテルとの組み替えの相性が大変良いです。私もせっかく作っていますので、ちょっとだけやってみました。
頭を取り替えっこです。いや~、どっちもいいですねぇ~