スタートレック:ピカードS2第8話「情け」あらすじや感想など
(文中にネタバレを多数含みます)
シーズン2 第8話(通算18話)「情け」”Mercy”のあらすじ
ピカードとガイナンを逮捕したFBIの捜査官ウェルズは、ピカード達がエウロパ計画の妨害を企んでる異星人なのではないかと考えていた。
ピカードやリオスの行動を追って証拠を集めていたウェルズは、ピカードに真実を話せと詰め寄る。
別室のガイナンの元には ”Q” が現れた。呼び出しの儀式は成功していたのだ。だがガイナンは ”Q” が死にかけていることに気付く。彼はそのため能力の殆どを失っていた。
一方、セブンとラフィはボーグクイーン化しつつあるジュラティの後を追う。だが見つけ出したジュラティは、すでに2人の力で捕らえられる状態ではなかった。
その頃、自分が作られた存在であることを知ったコレーはスン博士を問い詰める。”Q” から貰った薬のおかげで外に出られるようになったコレーは、口論の末にスン博士の元を去ってしまった。
失意のスン博士の元に現れたのは、クイーン(ジュラティ)だった。クイーンはスン博士を抱き込んで、エウロパ計画の妨害と、ピカード達の排除を画策する。
ウェルズ捜査官の過去と本心を知ったピカードは、自分の正体と目的を明かすことにした。長年の疑問に答えが得られ、納得したウェルズは2人を解放してくれる。
だがクイーンはラ・シレーナ号の奪取へと動き出しており……
情報を整理してみる
- ウェルズ捜査官は少年時代に調査任務中のバルカン人と出合ったことがあり、その経験から異星人を追うことに執念を持ったとのことです
- クイーンはまだ完全にはジュラティを同化出来てはいないようですが、歴史修正ではなくこの時代の同化の方へと完全に舵を切ったようです
- この時代の地球は生態系の破滅に向かっており、ルネが発見する微生物がそれを解決することになるそうです。それが出来なかった場合はスン博士の遺伝子研究が破滅を救い、その結果が第2話の「地球連合」となる模様。これが歴史の分岐点ですね
- ラ・シレーナ号の転送装置はクイーンによってロックされ使えなくなってしまいました
- クイーンはスン博士の協力で呼び寄せた民間軍事組織「スピアヘッド・オペレーションズ」を同化してしまいました(第5話でスン博士が遺伝子実験をしたと言っていた兵士達です)
- ENTシーズン2第14話「消せない汚名」によると、22世紀以前のバルカン文化では精神融合は一般的ではなく、これを行うのは異端とされたはずなんですが、その辺の時代設定は無視されていました
- 21世紀頃のバルカン科学アカデミーが地球に上陸しての調査を許可しているというのは意外です。せいぜい軌道上からスキャンする程度って言ってたんですけどねぇ(ENTシーズン2第2話「スプートニクの飛んだ夜に」参照)
今回の感想
さすがにFBI捜査官の人は29世紀の時間エージェントではありませんでしたね。
でも凄い優秀。お話の都合とは言え、リオスが迂闊にも口走ったことの記録とか置いてきたバッジとかキッチリ回収してくるのスゲえ。
この捜査官の人良いキャラなんだから、今回だけで退場というのはちょっともったいない感じ。もっと早めに出して協力者ポジションにしといた方が良かったんじゃなかろうか。FBIをクビになっちゃっても真実を知ってスッキリした様子なのは良かったです。
全体的には相変わらず断片的なエピソードが代わる代わる描かれるので散漫な印象は強いですが、やっと話が進みました。もう3話くらい前にここまで来て欲しかったなぁ。
というかもう少しお話の焦点を絞って欲しいです。いやここから急速に絞って最後には上手く全部繋がるのかもしれんけどさぁ。
特に ”Q” が本当に意図していることが何なのかについては、抽象的な言い回しばかりで明確に語らないのがじれったいですねぇ。言いたいことは見えてきたのですが、明言するのは最終回まで取っておこうという脚本の都合が感じられます(苦笑)あと歩いてやって来る”Q”の姿は想像すると笑えます。
バルカン人の登場は予告の時点で気付いていたので意外ではないのですが、やはり折角ならメストラルくらい出して欲しかったなぁと思います。
あと上でも書きましたが「エンタープライズ」で描かれた設定がガン無視なのには吹いた。精神融合中に転送で帰っちゃうのも、いくら何でも迂闊すぎるーーー
あとリカルド少年には是非「レプリケーターのケーキは美味しくない」って言って欲しかったですね(苦笑)
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