スタートレック・エンタープライズ:S4第13話「ロミュランの陰謀」あらすじや感想など
シーズン4 第13話(通算89話)「ロミュランの陰謀」”United”のあらすじ
ロミュランの偽装攻撃船は、今度はエンタープライズに偽装してライジェル船を破壊していた。大きな外交問題となり、この報はアーチャー達の元にも届く。
アーチャーは偽装船を捕らえるため、地球・バルカン・アンドリア・テラライトの総力を結集しようと考える。
諍いを続けるシュランとテラライト大使だったが、アーチャーは2人を説得してなんとか協力を取り付けた。
にわか作りではあったが、同盟艦隊は128隻の船をかき集めセンサーマトリックスの網を張る。
だが先の銃撃戦で重傷を負っていたタラス副官が命を落としたことで、シュランはテラライトを許すことが出来なくなってしまった。
一方、無人の偽装船内でシステムを止めようと奮闘していたトリップとリードだったが、ロミュランに気付かれ危機に陥っていた。リードの機転でブリッジを破壊し時間を稼いでいくが、思うようには捗らないでいた。
アンドリアの伝統に従い「ユーシャーン」という決闘の儀式を申し入れたシュランに対し、アーチャーは自分がテラライト人の代理に立つと宣言する。自分が死んででも同盟を維持させようという決意からだった。
決闘に臨んだアーチャーは、ルールの隙を突いてシュランの命を奪わずに勝利することに成功する。
センサーの網にかかった偽装船へと再び挑んだエンタープライズだったが、敵は強力で敗色は濃厚だった。だが駆けつけた同盟艦隊によって窮地を救われ、トリップとリードも救出された。
偽装船には逃げられてしまったが、同盟艦隊の4つの種族は、今初めて共に手を取り合って協力を誓うのだった。
補足情報や感想など
- ロミュラスのシーンでレムス人が登場していますね。「ネメシス」で重要な役回りになる種族です
- 後の惑星連邦が地球主導の同盟となった経緯が描かれていく展開です。宇宙では新参者に過ぎない未熟な地球人が、どうやって異星人達の信頼を勝ち得て惑星連邦の中心となってくのかを描いています。まさに「エンタープライズ」という作品が本当に描くべきテーマと言えましょう
- タラスさんは死なせてほしくなかったなぁ……
- フェイザーのオーバーロードによる爆破は定番ですが、エンタープライズでやるのは初めてですね
- 決闘の殺陣が意外と迫力あって凝ってたのに、触覚を切って勝つという決着は予想外にショボくて笑いました(苦笑)
- 偽装船の機動力がスゲえ。くるくる回って攻撃を回避するとかSPT(レイズナー)みたいな動きです(分かりにくいたとえでスミマセン)
無人機ならではの機動性の高さというのはSFアニメでは定番ですが、スタトレでは珍しい! - それにしても何でもすぐ直っちゃう自動修復装置はずるいなぁ
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