スタートレック・エンタープライズ:S4第12話「バベル1号星」あらすじや感想など
シーズン4 第12話(通算88話)「バベル1号星」”Babel One”のあらすじ
エンタープライズはテラライトの大使を中立惑星バベルへと送る任務を受けた。地球が仲介してアンドリアとテラライトとの貿易交渉を行うためだ。
だがその途中、アンドリア船からの救難信号を受ける。
駆けつけたエンタープライズは完全に破壊されたアンドリア船を発見し、シュラン司令官を含む19名の生存者を救助する。彼らの船はアンドリアの代表団を送る途中でテラライトに攻撃されたという。
だが今度はアンドリア船がエンタープライズに攻撃を仕掛けてきた。そのアンドリア船はシュランからの呼びかけに一切答えず、船体構造もシュランの知っているものとは異なっていた。
撤退して行ったそのアンドリア船を追ったエンタープライズは、故障して立ち往生している未知の船を発見する。その船は攻撃船と同じエネルギーサインを発していた。
調査班が乗り込むが、突如動き出した船はエンタープライズに攻撃を開始し、アーチャーはやむを得ず調査班のトリップとリードを残したまま撤退を決断する。
実はその敵船はロミュラン人達が操っていた。
アーチャー達もわずかな情報からロミュランの関与に気付く。ロミュラン船はホログラムによる偽装装置で外見を変えて攻撃していたのだ。
しかしテラライトが犯人だと疑わないシュランは船内で反乱を起こし、テラライト大使へと銃を向ける。
一方、敵船内のトリップ達も船のブリッジへと到達するのだが……
補足情報や感想など
- TOSシーズン2第10話「惑星オリオンの侵略」と対になるようなお話です。意図的によく似たシチュエーションのエピソードとして作られていますね。バベルの会議場へ向かうというのも共通です
- とても面白い話なんですが、当時放映していたケーブル局ではシリーズの最低視聴率を記録した回なのだそうです(えー)
- テラライトがじっくり描かれることは珍しいです。新鮮で楽しいですねぇ
- シュランが副官のタラスといい仲になってたというのはビックリです。彼女はシーズン3第13話「アンドリア人の協力」でも結構重要な役回りで登場しています
- タラスの色仕掛けで軍人チームの一人を倒すところは何だか妙に笑えました
- ロミュラン船がロミュラス(ロミュランの首都星)からの遠隔操作というのが驚きます。こういう遠隔操作技術ってスタートレックでは珍しいですね。ちょっとイオン嵐にでもあったらすぐにコントロールを失いそうです(苦笑)
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