スタートレック・エンタープライズ:S2第16話「沈黙の漂流船」あらすじや感想など
シーズン2 第16話(通算42話)「沈黙の漂流船」”Future Tense”のあらすじ
エンタープライズは漂流していた小型船を回収した。
船の中には地球人の遺体があった。地球から遠く離れたディープスペースに地球人がいたというのは大きな謎だった。
トリップとリードは船の調査中、船内に別の空間が広がっていることを発見する。正体不明の有機部品が装備されており、2人は驚きを隠せない。
そこにスリバンの船がやってきた。スリバン人達は小型船の引き渡しを要求し攻撃を仕掛けてくる。何とか撃退したアーチャー達は、この謎多き小型船を地球に移送してもらうためバルカン船とランデブーすることにする。
一方遺体を調べていたドクター・フロックスは、この地球人がバルカン人やテレリアン人との混血であることに気付く。それは彼が未来から来たことを示唆していた。
ダニエルスの部屋でデータベースを調べたアーチャーは、小型船が900年後に作られた時間航行船であることを突き止める。
だが今度はソリアン船があらわれた。ソリア人も小型船を狙って攻撃してくる。彼らを振り切ると次はスリバンの艦隊が迫ってくる。
双方に追われながらもバルカン船との合流ポイントにたどり着いたエンタープライズだったが、バルカン船はソリア艦隊によって大被害を受けていた。
スリバン人、ソリア人との三つ巴の戦いになる中、アーチャーは問題の小型船に魚雷を積んで放出することにする。
だが爆破しようとした瞬間、小型船や遺体、回収した部品類などは突然転送で消滅してしまった。何者かが全てを持ち去ってしまったのだ。
ソリア船は撤退し戦闘は終わった。アーチャーは急ぎバルカン船の救助を開始する。
おそらく31世紀の者達が証拠を全て持ち去ったのだろうと思われたが、それを裏付ける証拠は何もないのだった。
補足情報や感想など
- 沈黙、なんてサブタイトルが付いてますがセガールがでてくるわけではありません(余談ですが映画「沈黙の戦艦」を見ると、オブライエンが出てきてアッサリやられてしまうのに笑ってしまいます)
- ソリア人はTOSシーズン3第9話「異次元空間に入ったカーク船長の危機」以来の登場です。ソリア船のデザインはTOS登場時のものに準拠してますね。人型の異星人ではないこともあって登場機会はかなり少ないのです(今回も姿は見せません)
- アーチャーはこの遺体がゼフレム・コクレーンではないかと疑いますが、行方不明のコクレーン博士は、この時点ではまだ生きてます(TOSシーズン2第9話「華麗なる変身」参照)
- タイムループのシーンが面白いですねぇ
- 他にもソリア人が絡んできたり未来の技術が出てきたりと面白い要素が沢山あるのですが、謎の提示だけで終わってしまうので消化不良な感じが残ってしまうのが残念です
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