スタートレック・エンタープライズ:S1第16話「引き裂かれたクルー」あらすじや感想など
シーズン1 第16話「引き裂かれたクルー」”Shuttlepod One”のあらすじ
シャトルでの任務に出ていたタッカーとリードはエンタープライズとのランデブー地点に戻ってくるが、そこにあったのはエンタープライズと思われる残骸だった。
実はその残骸はテスニア船のもので、エンタープライズは救助したテスニア人を送り届けるためにランデブー地点を離れていたのだが、2人には分かるはずもない。
エンタープライズが大破したと思い込んだタッカーとリードは死を覚悟する。
いずれ艦隊に遺体が発見された時のために遺言を残そうとするリードだったが、生きる望みを捨てないタッカーはリードと対立してしまう。
空気残量は2日分を残すのみとなり、対立していた2人も酒を酌み交わすうちにすっかり意気投合する。
そこにエンタープライズから通信が入った。
新しいランデブー地点を指示する内容に喜ぶ2人だったが、通信機は故障して返信が出来ない。そしてたどり着くには酸素が足りなかった。
2人はエンジンを自爆させてエンタープライズの注意を引くことにする。だがそれによってシャトルは漂流するだけとなってしまった。
動力を失い、酸素も限られ、寒さに凍えながら2人は気を失い……
気がつくとそこはエンタープライズの医療室だった。2人は生き延びたのだ。
共に死線を乗り越えたことで、リードは初めてタッカーのことを愛称の「トリップ」と呼び、心から信じられる相棒と認めるのだった。
補足情報や感想など
- シャトル遭難ものというと、ガリレオセブン(TOSシーズン1第16話「ゴリラの惑星」)が有名ですね。日本語サブタイトルは酷いものですが(苦笑)
- 英語サブタイトルを見ると、やはりガリレオセブンを意識したシナリオなのだろうと思います。爆発で注意を引くという展開も似てますしね
- 24世紀のシャトルならワープくらい装備してますが、この時代のシャトルだと母船からはぐれたらどうにもなりません
- 酔っ払って本性を出したリードがひどい(苦笑)
- エンタープライズが無事なのは視聴者としては解りきっているわけですから、どうせならエンタープライズ側の描写はラストまで無しにしてタッカーとリードの2人だけでストーリーを進めた方が面白かったかもしれませんね。でもそれだとシナリオライターの力量がかなり問われることになりそうです
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