スタートレックDS9:S7第6話「予期せぬ亡命者」あらすじや感想など
シーズン7 第6話(通算156話)「予期せぬ亡命者」”Treachery, Faith and the Great River”のあらすじ
ガル・ルソルからの暗号通信でカーデシア領に呼び寄せられたオドー。彼の前に現れたウェイユンは亡命を申し入れて来た。
もちろんオドーは信用などしないが、まずは彼を捕虜として連れ帰ることにする。そこに別のウェイユンから通信が入った。
それによると、以前からシスコ達と接触していたウェイユン5は事故死しており、亡命を希望してきたのがウェイユン6、通信を送ってきたのが7だった。
ウェイユン6は創設者の考えに疑問をもってしまったため、欠陥品扱いされていた。6は連邦との和平を考えていたのだ。
ウェイユン7は確実に6を抹殺するため、オドーが同乗していることを伏せたままジェム・ハダー艦を差し向けてくる。
6の協力でかろうじて危機を切り抜けたオドーは、6から創設者に起きている異変について教えられる。
偉大なる繋がりに病気が広まっており、カーデシアにいる女性可変種も体調に変化が現れているというのだ。もしこのまま創設者が全滅するようなことになれば、残されるのは繋がりを絶っているオドーだけになってしまうのだ。
6はオドーを中心に、新しいドミニオンを作ることをも考えていた。
しかし新たな追っ手のジェム・ハダー艦に取り囲まれてしまう。絶体絶命となったオドーの命を救うため、6は自ら命を絶った。
ウェイユン6はオドーの祝福を受けながら、満足して死んでいく。
6の満ち足りた死に顔はオドーの記憶に強く残り、オドーは同胞と決別した自分が孤独であることを、あらためて自覚するのだった。
補足情報や感想など
- ウェイユンが複数登場して頭が混乱しますね
- デソト艦長の名前が久々に出てきました。ライカーとジョーディがエンタープライズの前に乗船していたU.S.S.フッド号の艦長です
- ノーグのわらしべ長者的物々交換の手腕がすばらしい。さすがフェレンギ人ですね! しかしこれもある意味オブライエン受難パターンのバリエーションなんだろうか(苦笑)
- 箸でサラミを突き刺してピザを食べるの行儀悪いなぁ(苦笑)
- ブラッドワインの当たり年は2309年とのこと。以前は2301年も当たり年と言ってましたね
- 創設者の間に病気が広まり始めたようですが……
- 最後の「どっちが勝っても私には負けなんです」というオドーの台詞が深く、そして悲しいですね……
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