スタートレックDS9:シーズン6第6話「ディープ・スペース9奪還作戦・後編」あらすじや感想など
シーズン6 第6話(通算130話)「ディープ・スペース9奪還作戦・後編」”Sacrifice of Angels”のあらすじ
地雷が撤去されれば2千を越えるジェム・ハダー艦隊がアルファ宇宙域に進撃してしまう。そうすれば全てが終わる。
シスコの指揮で決死の攻撃作戦が開始される。迎え撃つガル・デュカットもシスコの戦略を正確に読みとき、罠を張ろうとする。
DS9ではキラ達が拘束され、レジスタンスの活動は封じられる。だがキラが死刑になると聞いたオドーは大きく動揺する。
クワークとジヤルのおかげで脱走したキラとロムは、オドーとベイジョー人保安員の協力で逃げ延び、ステーションの中央コアを目指す。
クリンゴンの援軍のおかげで防衛線を突破したディファイアントも単独でステーションへと急行する。
だがロムの作業もディファイアントも間に合わず、地雷は全て破壊されてしまう。
シスコは最後の手段としてワームホールに突入し、ワームホール内でドミニオンへの特攻攻撃を行おうとする。
だが預言者達はシスコが死ぬことを許さず、その力でドミニオン艦隊を何処かへと飛ばしてしまう。
ドミニオンの増援は防がれ、宇宙艦隊は次々と防衛線を突破する。
連邦はDS9の奪還に成功した。ドミニオンとカーデシアはステーションから撤退し、帰還したシスコ達を懐かしい顔が出迎える。
だがガル・デュカットは撤退の直前に娘の裏切りを知ってしまう。
それでも彼女を許そうとするデュカットだったが、ダマールは彼女を裏切り者として射殺してしまう。
娘の死のショックはデュカットの心を大きく傷つけ、彼は心神喪失状態となってしまうのだった……
補足情報や感想など
- やっと連続エピソードに区切りがつきます。長かった~けど面白かった~
- シリーズ屈指の大戦闘が今回最大の見所です。でもアルファ宇宙域の命運を決める戦いなのにエンタープライズEは来ないんだよなぁ
- ドミニオンの増援艦隊はあっさり消えてしまって肩すかしですね。預言者を便利に使いすぎな印象はあります
- 放映当時このデウス・エキス・マキナ(絶対的な存在が事件を解決してしまう事を指した演劇用語)な展開はだいぶ批判を受けたそうです
- 戦争がメインのストーリーではありますが、実は預言者がらみのストーリーも今回が大きなターニングポイントだったりします。彼らに関するエピソードは途切れ途切れなので大変分かりにくいですね
- 行方不明になったドミニオン艦隊がその後どうなったかについては小説やスタートレック:オンラインの方で描かれているそうです(未見のため詳細はよく知りません)
- ガル・デュカットが痛々しいですが、ジヤルの訃報を聞いて困惑するガラックも印象的でした
- 戦いに勝利しても陽気に終わらせてくれないところが実にDS9らしいですね……
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