スタートレックDS9:S6第17話「憎悪を超えて」あらすじや感想など
シーズン6 第17話(通算141話)「憎悪を超えて」”Wrongs Darker Than Death or Night”のあらすじ
亡き母の誕生日、思い出に浸るキラの元にデュカットからの通信が入る。
かつてキラの母と恋人関係にあったと言うデュカットの言葉は到底信じられるようなものでは無かったが、キラの心は大いに揺さぶられてしまう。
どうしても真実が知りたいキラは、シスコを説得し時のオーブを使って過去に調査に行くことにする。
過去の世界では、カーデシアに支配されるベイジョー人達が苦境にあえいでいた。
両親や子供の頃の自分自身と出会ったキラだったが、母親のメルーと共にカーデシア人達の世話係として捕らえられ、テロック・ノールへと連れてこられる。
早々にカーデシア人に逆らったキラは世話係から労働者エリアへと追放されるが、メルーはガル・デュカットに気に入られ親しくなってしまう。
母の裏切りに失望したキラはこの時代のレジスタンスに協力しデュカットへの爆破テロを実行に移す。それは母もろともデュカットの部屋を爆破する作戦だった。
しかし爆弾を仕掛けた後、母が以前と変わらず父や幼い日の自分のことを気遣って泣いているのを見て目を覚ます。
キラによって爆破テロは失敗し、デュカットと母の命は無事救われた。
その直後、キラは現在へと戻される。
記録によると、母親はその7年後に病死していた。7年間デュカットと共に過ごしていたのは間違いない事実だった。
裏切り者を憎むキラの気持ちは強かったが、母の裏切りを知ってなお、母親に対する愛情も変えようが無いのだった。
補足情報や感想など
- 時のオーブというのは、「伝説の時空へ」にてディファイアントを「宇宙大作戦」時代へと送ったアレですね
- さすがにタイムトラベルの危うさについてシスコは気にしていましたが、あまり安易な時間移動は感心できません。それとも全てはオーブが見せた幻覚の類いとでも思った方が良いのかしら
- デュカットは昔も今も全然変わりませんなぁ。というか変わらなすぎでしょう
- 宿敵のデュカットと母親の関係なんてのが唐突に出てくるのには、少々違和感を感じます……
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