スタートレックDS9:S5第23話「最後のテロリスト」あらすじや感想など
シーズン5 第23話(通算121話)「最後のテロリスト」”Blaze of Glory”のあらすじ
マートク将軍がマキの秘密通信を傍受した。それは追い詰められたマキの残党がカーデシアに大量のミサイルを発射したというものだった。着弾まであと13日。
そのミサイルにはクリンゴンの遮蔽装置が用いられているらしく、発見は困難だった。
これがカーデシアを襲えば、アルファ宇宙域全体を揺るがす大戦争の引き金になるのは明白だった。
シスコはやむを得ず服役中のエディングトンに協力を要請することにする。
シスコはエディングトンを無理矢理連れ出し、彼と共にバッドランドにあるマキのミサイル発射基地へと向かう。
ジェム・ハダー艦の追跡を振り切り、アソス4号星の発射基地に到着した2人だったが、基地は既にジェム・ハダーに占領されていた。基地にいたマキのメンバーは皆殺しにされており、エディングトンは悲嘆に暮れる。
だが基地の奥には、わずかな人数だが生き残りがいた。その中にはエディングトンの妻レベッカもいた。彼女こそ秘密通信を送った本人だったが、ミサイルなどは最初から無かったという。
実はミサイルを発射したという通信は、エディングトンを刑務所から救ってこの基地に来させるための策略だったのだ。
一杯食わされたシスコは心中穏やかではいられなかったが、まずは脱出を優先する。
ジェム・ハダーの追っ手をエディングトンが食い止めてくれたおかげで脱出は成功するが、彼は命を落としてしまう。
シスコは信念に準じて死んだ彼に対し、敬意を払うのだった。
補足情報や感想など
- DS9は並行して進む物語が大変多く、そのせいで見逃すと流れが分からなくなってしまうストーリーも多いのですが、今回はそのうちの一つ「マキ」の物語にケリが付きます。というか無理矢理決着を付けたという印象はあります(苦笑)
- これで一応マキという組織は瓦解しました。と言うことは、かつてマキに参加したキャクラクター達(ロー大尉とか)もみんな死んじゃったってことなんですよねぇ……まあ、一部ヴォイジャーに生き残りはいるのですが
- エディングトンは色々と問題はありましたが、立ち位置がしっかりした良いキャラでしたね
- 余談ですが、設定上はこのエピソードと同じ頃、地球にボーグキューブが侵攻してきています(劇場版「ファーストコンタクト」)
ですが脚本家達の意図していた劇場版の時系列は、「敗れざる者・前編」の少し前くらいだった模様です(劇中の台詞に言及があります)
DS9の目次ページはこちら