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スタートレックDS9:S5第19話「父死す」あらすじや感想など

03.ディープスペース9(DS9)

シーズン5 第19話(通算117話)「父死す」”Ties of Blood and Water”のあらすじ

キラが実の父のように慕うカーデシア人、レナード・ゲモールがステーションにやってきた。

かつて反政府運動を指揮していた彼に亡命政府を組織してもらい、現カーデシア政権とドミニオンの関係を突き崩そうというのがキラの目論見だった。

だが彼はヤーリム・フェル症候群という不治の病に冒されており、余命幾ばくも無かった。

それを聞きつけたデュカットはゲモールの引き渡しを要求してくる。しかし惑星連邦はカーデシアの現政権を承認していないため、シスコは要求を受け入れずにはぐらかす。

ゲモールはカーデシアのシュリー・タルの伝統にのっとり、彼の知るカーデシア政府の内部情報を全てキラに伝えたいと言う。キラは迷った末、その申し出を受けることにした。

しかし死の淵にある彼との対話は、キラにとっては実の父と死に別れた際の記憶を呼び覚ます辛いものだった。

そこにガル・デュカットとボルタ人のウェイユンがやってくる。デュカットはゲモールの実の娘の消息を教えるのを条件に、彼に帰国を要求してくる。

しかしゲモールはその誘惑には揺るがず、キラに情報を伝え続ける。

デュカットの揺さぶりで一度はゲモールを憎んだキラだったが、それは実の父の死に立ち会えなかった自分に対する罪悪感の表れでもあった。自分の気持ちを受け入れたキラは彼の死を看取る。

キラは実の父の墓の隣にゲモールの墓を作ると、一人静かに彼の冥福を祈るのだった。

補足情報や感想など

  • シーズン3第5話「恐るべき過去」から繋がる物語です。えらくロングパスなので前回の内容を思い出すのが大変です
  • ボルタ人のウェイユンはシーズン4第23話「戦士の宿命」で一度登場していますが、その際に登場したのはクローンの1体に過ぎません。前回登場したのが4代目、今回が5代目だそうです
  • DS9では親子関係を軸にしたお話が多いですね。今回はキラの心情を中心にして大変良くまとまったお話なのですが、綺麗にまとまりすぎてて意外性には欠ける感じもありますね
  • 個人的にはサブエピソードのシスコとデュカット&ウェイユンとの対立の方が緊張感あって楽しめました

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Posted by raccoon81920