スタートレックDS9:S4第9話「カーレスの剣」あらすじや感想など
シーズン4 第9話(通算81話)「カーレスの剣」”The Sword of Kahless”のあらすじ
クワークの店でコールは昔の武勇伝に華を咲かせていた。
コールはクリンゴンの失われた秘宝、初代皇帝カーレスのバトラフのありかを突き止めたというのだ。ウォーフはそれを聞き、是非とも探索に同行させて欲しいと願い出る。
伝説ではカーレスのバトラフは1000年以上前にクリンゴンを侵略したハーク人という種族に奪われたという。どうやらハーク人はガンマ宇宙域の種族だったらしく、最近バルカン人がその遺跡を発見したのだ。
コール、ウォーフ、ジャッジアの3人はランナバウトで探索に向かうことになった。
ハーク人の遺跡にやってきた3人は博物館の廃墟を発見するが、廃墟は既に盗掘されていた。しかし隠し部屋の中にカーレスのバトラフは残されていた。コールとウォーフは伝説の剣を手にして感激に震える。
だがそこにデュラス家のトラルが現れる。トラルも剣を狙っていたのだ。
争奪戦の中、コールもウォーフも自分が剣を手にクリンゴン帝国を導くべきだという考えに捕らわれて対立を始めてしまう。
ついには殺し合いを始めてしまった2人を見かねたジャッジアは2人をフェーザーで撃って戒める。
3人は相談の結果、剣を宇宙空間に捨てることにする。
いつの日か剣を取るにふさわしい人物が現れ、再びそれを発見することを祈って……
補足情報や感想など
- TOSシーズン1第26話「クリンゴン帝国の侵略」やDS9シーズン2第19話「血の誓い」で登場したクリンゴン人、コールが再登場です
- クリンゴンと関係悪化している情勢でも普通にステーションにやってくるクリンゴン人はいるんですね
- まあそれを言うと、ドミニオンを警戒しなきゃいけない情勢なのに割と普通にガンマ宇宙域に行き来しているのも、少し説得力に欠けるようには感じます(このエピソードに限った話ではないのですが)
- トラルはTNGシーズン5第1話「クリンゴン帝国の危機」以来の登場です。ウォーフには恩があるはずなんですが、クリンゴンにとっては恩にならないんですよねぇ
- 剣は財宝ではなく所詮は道具だというコールの考え方は好きです
- 別に宇宙に捨てることはないと思うけどなぁ……
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