スタートレックDS9:S4第12話「地球戒厳令・後編」あらすじや感想など
シーズン4 第12話(通算84話)「地球戒厳令・後編」”Paradise Lost”のあらすじ
シスコとオドーは停電事故の調査を進めるが、アカデミーのエリート集団、レッド・スクワッドが妙な動きをしていたことに気づく。この件について問い合わせると艦隊上層部の様子もおかしい。
ノーグを通じてレッド・スクワットに繋ぎをとったシスコは、停電事故を起こしたのがレッド・スクワットであることを突き止める。彼らは上級士官の命令で破壊工作を実行していたのだ。
事件は地球の警備態勢を強化しようと考えるレイトン提督一派によるものだった。行動は反逆行為ではあったが、これによって艦隊も連邦市民も可変種を脅威と考えるようになっており、レイトン提督の目論見は成功しているのだ。
レイトン提督はシスコにも仲間に加わるよう申し入れてくるが、シスコはそれを突っぱねる。
悩むシスコの前にオブライエンに化けた可変種が現れる。可変種は地球人の混乱ぶりをあざ笑うと姿を消してしまう。
シスコは覚悟を決めレイトンと対決することにする。
レイトンが大統領の演説の日にクーデターを計画していると察知したシスコは、証拠を集めて大統領に伝えようとするが、罠にかかって捕らえられてしまう。
一方、シスコの指示でレイトンの反逆の証拠を掴んだキラはディファイアントで地球に向かうが、レイトンの副官ベンティーン率いるU.S.S.ラコタが立ち塞がる。
戦いは拮抗するが、ディファイアントはかろうじて勝利する。しかし両艦とも多数の死傷者を出してしまった。
証拠は公になりレイトン提督は辞任、地球の戒厳令も解除された。
可変種は依然として地球に潜伏したままではあるが、シスコはDS9へと帰還の途につくのだった。
補足情報や感想など
- Paradise Lost というサブタイトルが的を射ていますな~
- レイトン提督がU.S.S.オキナワでツェンケチと戦った際、シスコは副長だったとのこと。ツェンケチはシーズン3第26話「忍び寄る可変種の脅威」で名前だけ出ていますが、実際に姿が登場したことはありませんね
- 地球に潜入している可変種はたった4人だそうです。しかし4人でも多すぎると豪語しています。これが決してハッタリではなく事実だろうと信じられるのが怖いところですね
- U.S.S.ラコタはNCC-42768 エクセルシオ級で量子魚雷も装備。今回はこのラコタとディファイアントの戦闘がクライマックスの見所です
- ただお話としては色々と中途半端な印象ではあります。根本的には解決してないですからねぇ……
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