スタートレックDS9:S3第4話「仮面の幻影」あらすじや感想など
シーズン3 第4話(通算50話)「仮面の幻影」”Equilibrium”のあらすじ
シスコの催したホームパーティの席上、ジャッジアは覚えのない曲を思い出す。だが ”ダックス" の過去のホストに音楽の才能のある者は居ないはずだった。
それを境にジャッジアは奇妙な仮面の男の幻影を見るようになり、精神が不安定になっていく。
ベシアの診察で、共生生命とホストとの神経伝達物質アイソボラミンに低下が見られたことから、トリル星の専門医ドクター・レンホールに診てもらうことにする。
診察の結果は順調だったが、幻覚はむしろ酷くなっていた。
ジャッジアは共生生物の専門家である”守護者”に相談するため、マカラ洞窟を訪れる。守護者の見立てによると、問題はダックスの過去のホストにあるらしい。また、あの曲はトリル人作曲家のジョラン・ベラーが作曲したものだと判明する。
だがジョランの写真を見た途端ジャッジアは気を失ってしまう。レンホールや守護者の態度も急変、何かを隠している様子だった。
シスコとベシアは調査の結果、”ダックス”が6ヶ月間ジョランと共生していたことを突き止める。その記憶は封印されていたのだが、今になって蘇ってしまったのだ。
86年前、合体審査理事会は誤ってジョランに共生生物を合体させていた。だがジョランは本来は不適合とされる人物だったため、理事会はジョランを殺して共生生物を取り出していた。
合体に適したトリル人は1000人に一人というのがトリルの常識だったが、実はトリル人の半分は合体が可能だったのだ。
もしこの事実が公になればトリル社会は大混乱になってしまう。その秘密を守るため、レンホールはジャッジアを見殺しにしようとしていた。
シスコはジャッジアを助けなければこの秘密を公表すると脅し、ジャッジアはマカラ洞窟で共生生命との対話を行うことになる。
ジョランを受け入れて記憶の再形成に成功したジャッジアは元の自分を取り戻した。
ただ、以前は無かった音楽の才能にも開花したようだった。
補足情報や感想など
- トリル人に焦点を当てたお話です
- マカラ洞窟は共生生物との対話や繁殖を行う聖地。DSCシーズン3第4話「我を忘るなかれ」でも重要な舞台になります
- 共生生物をもっと増やすことは出来ないんでしょうかね?
というか、出来るとしてもそれをやってしまうと社会の基盤が揺るいでしまいますから、権力者達は絶対にやらないでしょうけどね。
余計な争奪戦が起こらないために秘密にしていると言ってはいますが、結局は現体制の既得権益保護のような気がしてしまいます
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