スタートレックDS9:S3第16話「新・金儲けの秘訣」あらすじや感想など
シーズン3 第16話(通算62話)「新・金儲けの秘訣」”Prophet Motive”のあらすじ
クワークの元にグランド・ネーガスのゼクがやってくる。ゼクはクワークの部屋に住み着き、そこで一冊の本を書き上げた。
本のタイトルは「現代フェレンギ人のための金儲けの秘訣」
だが本の内容は従来のフェレンギ人の考えに真っ向から反する物だった。あまりに馬鹿げた内容にクワークは驚き、ゼクの頭がおかしくなったのだと絶望する。
ゼクはフェレンギ慈善協会を立ち上げ、ロムを理事に据えて奉仕活動を始める。
ゼクが完全に狂ったと確信したクワークはゼクをベシアに診療してもらうが、何の異常もみつからなかった。
ゼクがおかしくなった原因を探っていたクワークは、ゼクのシャトルから「預言者の発光体」を発見する。発光体のビジョンを見たクワークは、予言者がゼクを変えてしまったのだと気づき、ゼクを拉致してワームホールへと向かう。
クワークは預言者と対面し、預言者達がゼクを先祖返りさせたことを知る。フェレンギ人の先祖は欲深くない穏やかな種族だったのだ。
預言者達はクワークも先祖返りさせようとするが、そんなことをすればゼクの変化を疑問に思ったフェレンギ人が大挙して押し寄せるだろうと脅す。そしてゼクを元に戻せばフェレンギは預言者達に今後一切関与しないとの交換条件で取引をまとめる。
ゼクは元に戻り、慈善協会も解体された。
散々苦労したのに何の儲けにもならなかったと嘆くクワークだったが、弟のロムは慈善協会からしっかりと利益をくすねていたのだった。
補足情報や感想など
- セルフシールのステムボルトはここでも登場してたんですね
- 今回のサブエピソードは高名な医学賞にノミネートされたベシアを巡る騒動でした。ダーツをしながら互いにからかい合うベシアとオブライエンの仲の良さが印象的でした
- クワークがメインの話なのにオドーが全く絡んでこないのはちょっと意外でした
- 預言者まで手玉にとるとは、クワークは本当に大物です(苦笑)
- やっぱり預言者(ワームホールの異星人)ってあんまり良い異星人じゃ無いよね……
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