スタートレックDS9:S2第7話「フェレンギ星人の掟」あらすじや感想など
シーズン2 第7話(通算27話)「フェレンギ星人の掟」”Rules of Acquisition”のあらすじ
深夜、トンゴを楽しむクワーク達の元にグランド・ネーガスのゼクから連絡が入る。
本格的にガンマ宇宙域に進出することにしたフェレンギ同盟は、クワークを交渉役に抜擢するというのだ。
成功した場合の利益は計り知れないが、失敗した場合の責任も大きい。クワークは取引に先立ち、有能なウェイターのペルを助手に抜擢する。
ペルは確かに有能だったが、実は女性だった。フェレンギ人の女性は外出すら自由に出来ないほど立場が弱いため男装して正体を隠していたのだ。そして彼女はクワークに恋をしていた。
それを見抜いたジャッジアは彼女の相談相手になる。
ガンマ宇宙域からやってきたドサイ人との商談が始まる。しかしドサイ人は手強い交渉相手だった。ネーガスの出した無理な条件が気に入らず早々に引き上げてしまう。
クワークとペルはドサイ星まで乗り込んで交渉を強行するが、これ以上はドミニオンとの交渉が必要だと教えられる。
クワークはグランド・ネーガスが本当に求めていたのはドミニオンの情報だったことに気づく。最初から交渉をまとめる気はなかったのだ。
グランド・ネーガスはクワークが持ち帰ったドミニオンの情報に満足するが、ペルが女性であることが発覚して、クワークの手柄は帳消しになる。
正体がバレたペルはDS9を去ることになり、クワークも寂しさを覚えるのだった。
補足情報や感想など
- 今回は女性蔑視問題を扱っていますが、フェレンギ人を主役にすることで雰囲気を明るくしているのが上手い! それにしてもフェレンギ人はセクハラし放題ですね(苦笑)
- 商売において女性から助言を受けるのはフェレンギでは違法行為だそうです。徹底してますなー
- ドミニオンの名前がやっと出てきました! 既にその存在を掴んでいたとかグランド・ネーガスすげえ
- ロムがペルの正体を話してクワークが卒倒するところを台詞無しで見せるのがまた上手い! 特にあの倒れ方は見事
- なんだかんだ言ってペルのことが好きになっていたクワークとの別れが、ちょっぴり切なくて心に残るお話でした
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