スタートレックDS9:S2第14話「オブライエンの孤立」あらすじや感想など
シーズン2 第14話(通算34話)「オブライエンの孤立」”Whispers”のあらすじ
12年間内戦状態にあったパラダ星政府と過激派との和平交渉に備え、警備体制の打ち合わせのためオブライエンは現地へ出向く。
だがオブライエンが出張から戻ると、彼に対する周囲の態度がおかしかった。家族も同僚もオブライエンを邪険に扱い、避けられている様子だった。
パラダ人の警備に関するシステムに触ろうとすると何かと邪魔が入り、無理に受けさせられた健康診断では必要以上に調べられる。
ケイコの様子の異常さから、オブライエンはケイコが別人に入れ替わっていると確信する。それどころか、オブライエン以外の上層部全員が疑わしい。
密かに調査を開始し、ステーション日誌への細工や警備報告書に侵入の形跡を発見するが、敵の正体は分からない。
どうやらパラダの過激派が関係しているようだったが、突然シスコ達は実力行使でオブライエンを捕らえようとしてくる。
危機一髪ステーションを脱出したオブライエンはランナバウトでパラダ星系へ向かう。
追っ手を巻いたオブライエンは、逆にシスコ達がパラダ人過激派と密会している現場に乗り込んでいく。
全ては誤解だというシスコ達だったが、オブライエンは信じることが出来ずフェイザーを向ける。しかしパラダ人の撃ったフェイザーがオブライエンを貫ぬく。
その時、部屋の奥からもう一人オブライエンが現れた。
実は出張中にオブライエンは誘拐され、政府の手によってそっくりなニセモノが作られていたのだ。外見どころか心まで本人そっくりで見分けが付かないため、シスコ達はニセモノを炙り出そうとしていたのた。
ニセモノは和平交渉が始まったら過激派を暗殺するようにプログラムされていたらしい。
だがニセモノとはいえ記憶も心も本人と変わらないそれは「ケイコに愛していると伝えてくれ」との言葉残して機能停止するのだった。
補足情報や感想など
- 何か入っていそうなシチューを食べさせようとするケイコさんが怖えぇぇぇ
- オブライエン夜中にコーヒー飲みまくりじゃないですかー、こいつはニセモノだー(苦笑)
- 最後の最後のどんでん返しが見事な一遍です。ただどこからどこまでがニセモノで本物はどういう経緯で洞窟に居たのかとか、ちょっと分かりにくい点も多いですね。急にシスコ達が実力行使してきたのは、その時点で本物が救出されたからなのでしょう
- オチが分かった上で各キャラクターに注目してもう一回見てみると、演技の見事さに舌を巻きます。中でもやはりケイコさんは特筆ものです
- 字幕や日本語吹き替えでは反映されていませんが、原語の台詞では複製オブライエンのことを「レプリカント」と呼んでいます。「ブレードランナー」を知っているとニヤリとできる単語ですね
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