スタートレックDS9:S1第9話「宇宙囚人バンティカ」あらすじや感想など
シーズン1 第9話「宇宙囚人バンティカ」”The Passenger”のあらすじ
キラ少佐とドクターベシアはコブリアド船からの救難信号を受けて救助へ向かう。その船は囚人を護送していた。
生存者1名と囚人の遺体を収容するが、生存者のタイ・カジャダは囚人”バンティカ”が本当に死んだのかを執拗に疑い続ける。
一方、DS9にやってきた宇宙艦隊保安部のプリミン大尉がオドーを訪ねてくる。彼はガンマ宇宙域から運ばれてくるデューリディウムの警備体制に不安を持っていた。その物質はコブリアド人にとって必要な物質であり、バンティカの狙いもそれだったのだ。
突然DS9のコンピューターに不調が起きる。これはバンティカがライジェル7号星でやったのと同じ手口だった。カジャダはバンティカの生存を確信する。
ジャッジアはバンティカが精神だけを他人に乗り移らせて生きている可能性を発見する。
当初はカジャダが乗り移られていることを疑ったが、バンティカが潜んでいたのはドクターベシアの脳だった。
ドクターベシアを操ったバンティカはクワークが手配した傭兵を指揮して輸送船を乗っ取る。だがプリミン大尉のお手柄で輸送船をトラクタービームで捕らえることに成功する。
ジャッジアによってバンティカの意識は分離され事件は解決する。そしてカジャダはバンティカの意識を容赦なく破壊するのだった。
補足情報や感想など
- オブライエンは前回に引き続きステーション不在のままなので登場しません
- ライジェルとは懐かしい名前ですね。ライジェル星系は「宇宙大作戦」で頻繁に舞台になった星系です
- 色々とミスリードを狙ってきますが、視聴者からすればバンティカが最後に接触したドクターベシアが乗り移られているのはバレバレですよねぇ
- プリミン大尉が意外と有能でした。バンティカの装置を見破るなんて役回りは本来ならオブライエンがやりそうなところですけどね
- あっさりとバンティカを処分するカジャダさんが、最後に物語を上手く引き締めてくれたと思います
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