【AOS】シーズン7第1話「1931年」あらすじと情報整理と感想※ネタバレあり【エージェント・オブ・シールド】
(以下、ネタバレ全開です)
シーズン7 第1話「1931年」のあらすじ
1931年ニューヨーク
クロニコムのハンター達はニューヨーク市警の警官の顔を奪って入れ替わり、何かの目的のために暗躍していた……
クロニコムの技術を使った最先端のLMDとして蘇ったコールソンに対する戸惑いは、メンバーはもとよりコールソン当人にとっても大きい物だった。
チームはクロニコムの狙いを探るために調査を開始する。
マックとコールソンは将来SSRの隠れ家になる酒場へと足を運ぶ。そこで出会ったのは店主のアーネスト・ケーニグと、フレディという若者だった。
一方デイジーとディークは警官の死体を調査していたが、クロニコムの襲撃を受ける。2人はクロニコムを撃退し、うち一体を情報収集のため持ち帰る。
ケーニグの情報から、敵の狙いが州知事時代のフランクリン・ルーズヴェルトだと判断したコールソン達は、州知事の歓迎パーティに潜入する。
だがシモンズはクロニコムを分析し、本当の狙いはルーズヴェルトではなくフレディだと突き止める。
フレディの本名はウィルフレッド・マリック……やがてシールドの幹部となる男、ヒドラの”ギデオン・マリック”の父親だったのだ。
その頃、フレッドは謎の女性から緑色の薬品を運ぶよう指令を受けていた。
クロニコムの襲撃からフレッドを助けるためコールソン達が奔走する……
情報を整理してみる
- 今回の舞台は1931年。歴史的には世界恐慌のまっただ中で、アメリカは禁酒法の時代です
- 「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」は1942年~43年の出来事です。
- この時代ではシールドの前身“戦略科学予備軍SSR”もまだ設立されていません。数年後にルーズヴェルトが創設するという設定です。
- LMDコールソンの記憶はフレームワーク時(シーズン4)の時のものがベースであるため、2年分(シーズン5と6)の記憶を与えられ、情報を整理するのに一時的に混乱してしまいます
- ゼファーはタイムマシンになったといっても、クロニコムの作る”潮流”に相乗りしているだけで、好きな時代に飛べるわけではないらしい
- シモンズはクロニコム対策で情報を出来るだけ知らないようにしている模様
- 密造酒酒場に入る合い言葉は「メカジキ(ソードフィッシュ)」
- アーネスト・ケーニグはケーニグ兄弟(シーズン1~2、4に登場)のおじいちゃんです
- ヨーヨーは人間そっくりの新しい義手を取り付けます
- メイ姉さんは治療を受けて回復したものの、どうも様子がおかしいようで……?
- ポスターにあったベラ・ルゴシの「魔人ドラキュラ」は1931年の大ヒット映画、制作はユニバーサルピクチャーズ
- マルクス兄妹の「御冗談でショ」という映画は1932年公開、制作はやはりユニバーサル。私もマックと同様見たことがありません
今回の感想
タイトルのロゴが古いアメリカのテレビドラマ風になっていましたね。具体的に何のドラマのパロディになってるのかまではちょっと分かりませんでしたが。
フィッツが全然出てきません(苦笑)役者さんが別のドラマで忙しかったせいらしいのですが、登場しない理由付けが納得できる物なのでこれは全く気にはなりませんね。
シモンズが詳しい情報を知らないという点についてもちゃんと理由付けされています。まあこの時点であまり詳細な計画を語ってしまってはストーリーの楽しみが薄れてしまうという問題もありますからね(苦笑)
今回はまだ黒人や女性への差別意識が強い時代が舞台になっているため、台詞や人々の言動にはそういった世相がしっかり反映されています。エージェント・カーターの時も思いましたが、あちらのドラマはこの頃の時代を描くのに手慣れている感じがします(日本の朝ドラとかが戦時中の様子を描くのに手慣れているような物でしょうか?)
ところで前回(シーズン6最終回)でゼファーに乗ったときはシモンズの連れてきたシールドのチームが何人かいたはずですけど、その人達全然出てきませんね。どこ行っちゃったんだろ……?
あと、ここでケーニグが登場したのは笑いました。いやー懐かしいキャラが出てきましたなぁ!
しかしシールドを守るためにヒドラも守護らなければならないというのが皮肉が効いてていいですねぇ。よりにもよってマリックの父親ですって!
時間物の醍醐味をこれでもかと詰め込んできていて、大変面白いシリーズスタートでした。