待望の新製品「あお」をサクッと素組みしましたよ!【レビュー】
あおいいよね……
コトブキヤさんの創彩少女庭園シリーズ新商品「源内あお」が発売されました。
アニメの放送から実に5年、待望の商品化です。
「フレームアームズガール」の登場人物ではありますが、そのキャラクターの性質上「創彩少女庭園」シリーズからの発売となりました。
とは言え、成り立ちの違いやデザインの問題もあり、これまでの創彩少女庭園シリーズとは少々趣の異なる商品となっていました。
今回は素組みでササッと組み立ててしまいましたが、それでも素晴らしい出来映えです。制服の黒のラインは残念ながら再現されていませんので、そこだけでも部分塗装してあげればほぼ設定通りのあおが手に入ります。大変素晴らしいですね。
ですが別売りのアフタースクールまで組み立ててもこのパーツ数です。創彩少女庭園シリーズを作り慣れた方からすると、随分パーツが少なく感じると思います。
一応のっぺら顔とかデカールは沢山付いてますので顔を沢山作ることは可能なのですが、だいぶ割り切った商品構成なのはすぐに分かります。おかげで組立も2時間程度ですぐに終わってしまいました。
原因はやはりこれでしょう。
このタンポ印刷済みのスカート!!
これのためだけに普通のキット1個分に近い製作コストがかかっているそうです。
たしかにこの複雑なチェック柄は塗装で表現するのは大変ですし、デカールで付属させたとしても綺麗に貼り込んで仕上げられる人は限られるでしょう。
そこをタンポ印刷で仕上げて来るという、この変態仕様を本当に実現してしまうコトブキヤさんは莫迦ですか!!(褒め言葉)
買ってきた状態でこの綺麗なチェック柄を楽しめるという、本当に凄いキットですよ。
まあおかげでパーツ数の他にもしわ寄せは来てる様子でして……
フェイスパーツのタンポ印刷の方は他の創彩少女庭園シリーズと比較すると明らかに色数を減らしてます。アニメのキャラクターなので色数減ってもあまり違和感が無いというところを上手く利用しましたね。あとパンツも単色です。
アニメのイメージ重視なせいか、顔の大きさも見るからに大きめ。
フェイスパーツは全部で5種類付属。
わざわざアンケートとって表情のパターンを決定しているだけに、実に良くアニメの特徴を取り入れたフェイスになっていました。
プラモとしての出来はと言えば、相変わらず大変精度良く作られており、太ももパーツなどは接着も合わせ目消しも何もしていなくてもこの状態になります。下手に手を入れなくても殆ど合わせ目が目立ちませんよ。
パーツ数が少ないことであまりストレス無く組み立てられますし、最初から色分けもよく考えられており、初心者でも組み立てやすい良キットだと思います。
ただ一点だけ言うなら、キャラクターの再現重視のため髪の毛パーツが大変細く尖っており、ここは破損や怪我の危険性が少々高いかと思いますので、これから作られる方はご注意を。
(オマケ)轟雷を塗ろう!!
アフタースクールの方にはあおのサイズに合わせた轟雷が付属しているのですが……
元々の設定身長が約15センチのフィギュアである轟雷の、そのさらに約1/10サイズです。この通りの小ささですよ。
今回はあお本体の方を全く塗装しなかったので、こっちの轟雷の方を集中して塗ってあげることにしました。
出来ました。もう面倒なんで途中写真は無しです。この轟雷との比較だと、ガンダムアーティファクトですら大サイズになってしまう程の小ささですよ。
それでもなんとか細かい塗り分けをやり遂げました。疲れました……