スタートレック:ピカードS1第六話「不可能の箱」あらすじとか状況整理とか感想とか
やってくれたなアマゾン!!
スタートレック・ピカード第6話の配信が(やっと)始まりました。
金曜日にいつものようにアマゾンのリンクから再生を始めると、いつものように前回のあらすじが始まりました……が、なんだこれ全然知らない話が展開してるぞ!!
と思ったら、なんとアマゾンが間違えて第7話を配信しているじゃないですか!!
途中で気付いて再生を止めましたが、最初のダイジェストで6話の内容がかなり分かってしまいましたし、7話冒頭も結構見てしまいましたよ。
しばらくして配信が停止され、翌日になってやっと正しい第6話に差し替えられましたが、あらすじを大体知ってしまった上で本編を見ることになりましたので、内容を純粋に楽しめなかったのが本当に残念。
こういうのはカンベンして頂きたい…
(以下、ネタバレありありです)
第6話のあらすじ
マドックス博士を死に至らしめたことでジュラティ博士は自分の行動に自信を失い精神的に揺らいでいた。
再生キューブへ向かうと決めたことで、ピカードもまたロキュータスとして同化されていた過去と今一度向き合うことになっていた。
ラフィの昔のコネを使い連邦からのお墨付きを得たピカードは、外交特使として再生キューブを訪問する。ピカードとの再会を心から喜ぶブルー(ヒュー)
子供の頃の夢を見るようになったというソージ。それがアンドロイドの精神調和のための機能だと推測したナレクは、夢を利用してソージを起動させずに情報だけ引き出すことを考える。
ソージも自分の記憶が作り物であることに気付き始め、ナレクの勧めに従いジャル・マク(ロミュランの瞑想法)を行う。
その結果ナレクはソージの故郷の情報を得る事に成功する。そして用済みとなったソージを破壊しようとするが、ソージはアンドロイドとしての能力を起動し危機を逃れる。何が起こっているのか理解できない彼女の元に、ピカードが駆けつける。
ロミュランの追っ手が迫るなか、ブルー(ヒュー)は2人をクイーンの部屋へと案内する。ピカードの命令を無視してキューブにやってきたエルノアの手助けもあり、ピカードとソージはキューブからの脱出に成功する…
情報を整理してみる
今回はストーリー展開が中心で、新情報はあまりありませんでした。
- ロミュランは本当の名前は他人に明かさず大切な人にしか教えない。ナレクの本当の名前はフライ・ヤン
- ソージが作られた場所は、二つの赤い月があり常に雷が鳴り響いている惑星
- 元ボーグからは今でもピカードはロキュータスとして認識される(ピカードからしたらそんな呼ばれ方は心臓に悪すぎですね…)
- ボーグキューブにはクイーンの部屋があり、クイーンの緊急脱出用に「空間トランジェクター」が設置されている。理論上は最大4万光年の距離を転送できる装置。シカリス人を同化して得た技術で、ピカードが同化された頃にはまだ設置されていなかった(シカリス人はヴォイジャー10話「転送4万光年」に登場・・・すっかり忘れてました)
今回の感想
マドックス博士の死はずいぶんとあっさり片付けられてしまいましたねぇ…
再生キューブへもどうやって乗り込むのかと思ってたら、結局真っ正面から行っちゃいましたよ。
なんだか急に話のテンポが加速してきた印象です。地球出るまでに3話もかかっていたのが嘘のようなスピーディな展開ですわ。
ジュラティ博士は精神不安定ですねぇ、昔の男を殺した次の回でもう次の男を!!(苦笑)
連邦特使の立場を手に入れるためとは言え、昔の友達を半ば脅すような形で利用して結果的に絶交されるラフィには泣けた。ピカードもそこで拍手するなよぉ、そりゃ見事な交渉だったけどさぁ。さらにここで昔のテーマ曲がかかるのにはちょっと笑ってしまった。24時間限定とは言えピカードが連邦特使の立場として正式に現役復帰したわけですから、意味合いとしては分かるんですけどねぇ。
ラフィは息子とも仲違いしたばかりだし、昔の上司はコレだし(苦笑)とことん人間関係に苦労させられていますね…
前回マドックス博士が「研究所はタル・シアーに破壊された」と言っていましたが、ダージとソージを作った研究所は別にあるようです。タル・シアーが探しているのはそこなんですね。
空間トランジェクターという便利な転送装置が出てきましたが、無敵のボーグがこんな脱出装置をクイーンの部屋に付けなければならなくなったのは間違いなくあの人のせいですよねぇ(笑)だってクイーンの部屋にまで攻め込んでこれる人なんてあの人くらいしか居ないでしょ!!!(いや8472も行けるか)
そして今回のラスト
強烈に次回へ引く終わり方ですね。ピカードに絶対的な信頼を寄せているブルーとエルノアの2人が共闘する形というのも燃えます。こういう風に直接的に戦いに望むところで終わるというのはスタートレックでは珍しいですね。うーむ、次回が超たのしみー・・・
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