スタートレック: SNW・S4第10話「明日のエンタープライズ」あらすじや感想など
シーズン4 第10話「明日のエンタープライズ」”Tomorrow’s Enterprise”のあらすじ
ホワイトホールの観測にやって来たエンタープライズ。研修から戻ったばかりのウフーラは今回の任務が楽しみで仕方がない。
だが船が謎のエネルギーパルスを受けてから、彼女は奇妙な現象に見舞われる。ラアンに相談した彼女は、それが時間的現象ではないかと気づく。
一方、1年後のエンタープライズはブラックホールの観測を行っていた。
しかし調査に出たシャトルが謎のバルスをうけて爆発するのと同時に歴史が変わってしまう。その歴史ではスコットは1年前に死んだことになっていた。
その変化を認識しているのは爆発を寸前で逃れたウフーラだけなのだ。
未来のウフーラはスコットを助ける方法を探して一人で調査を続ける。そこに過去のウフーラから通信が入った。どうやらブラックホールとホワイトホールを通じて2つの時間が繋がっているらしい。
2人は力を合わせてスコットが死ぬ事件を回避しようとするのだが……
情報を整理してみる
- 今回の宇宙歴は2873.2(2262年)および2876.2(2263年)
- やはりSNWは本来のタイムラインとは微妙に異なるようで、この世界ではウフーラとスコットが良い仲になる模様です
- 1年後にはドクターマッコイが配属されていましたが、登場はしませんでした。ちなみに「ボーンズ」というのはマッコイの愛称です
- 未来のブリッジのシーンで操舵手の位置を微妙に隠すのがズルいですね。オルテガスが転属でいなくなってるなら、ここにはスールー(ミスターカトウ)が座っているはずなのですが……?
- ブラックホールの調査に出かけた5番シャトルは「セルバンテス」
- 吹き替えがちょっと変でしたが、台詞によるとブリッジ要員のジェナはゲイリー・ミッチェルの義理の妹とのこと。ゲイリー・ミッチェルはTOS「光るめだま」で登場するカークの親友です
- 1年後にはラアンは何らかの良くない理由でいなくなっている模様です(オルテガスは転属と分かりましたので、あとは副長がどうなるかですね)
- ブラックホールに子供を産む生命体というのは、TNGでも「時空歪曲地帯」というエピソードで登場しています
- 未来の情報と過去の情報を合わせることでブラック(ホワイト)ホールから生まれようとしている生命体が居ることが分かり、パルスはその助産師からの通信だと判明しました。スコットの死因がパルスにあるため、ウフーラ達はこの生命体の出産を手助けすることにします
- 格納庫のシーンでチラッと登場したのは「まんが宇宙大作戦」のレス中尉かしら。鳥型宇宙人の方はアウレリアンですね
今回の感想
過去と未来、異なる時間の中から協力して事件を解決しようとするという、一風変わった趣向の時間ものでした。1年の時間差を利用して必要なものを手に入れていくというのが面白いですね(PRO「タイム・アモック」でも似たようなことをやってました)
2~3年後にせず「1年後」としてますが、要するに1年後ということは次のシーズン5の先取りというか予告編ということなのでしょう。当然予想はしていますが、シーズン5はメインキャラクター達が次々と入れ替わっていく展開になりそうです。
歴史に影響が出ないよう周囲に黙って行動しようとするウフーラの嘘を、カークもパイクもあっさり見破るのはさすがでした。カークの優秀さも際立ちますし、久々にちゃんと切れ者で頼りになるパイク船長が見られたのも嬉しいです。このパイク船長とウフーラのシーンは、彼女に対する総まとめ的なシーンになってますね。最終回のシーンと言われてもおかしくない雰囲気ですよ。
2つの時間のウフーラへの焦点の当て方も丁寧で、ちゃんと1年の時間差を感じられる演技になってるのが上手かった。こういう細やかな表現はいいですねぇ。
ビジュアル的にも美しくて、大変力が入ってるのも分かります。
まあ色々矛盾が生じやすい時間ネタの上に高次元生命体との邂逅を重ねちゃってるんでシナリオ的に「?」な点もあるんですけど、それは概ねオッケーとしましょう。
ただそれはそれとして、ブラックホール周りの表現がどうも引っかかっちゃうのよねぇ(苦笑)
ブラックホールに近づきすぎてる上に、あまつさえ中に入っちゃうというのは駄目でしょう、それも宇宙服で。ここはブラックホールにせず全く未知の現象とかワームホールにでもしてくれた方が全然納得いきますよぉ。
シーズン1「メメント・モリ」でのブラックホールの表現はちゃんとしてたんですけどね。同じシリーズで何故ここまで変わってしまうのかしら???
追記)この感想を書いている最中に、パトリック・スチュワート氏の訃報を知りました。ご冥福をお祈り申し上げます……
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