スタートレック: SNW・S4第6話「時間外勤務」あらすじや感想など
シーズン4 第6話「時間外勤務」”Off-Hour”のあらすじ
バサードコレクターのアップグレードのため第7宇宙基地へと向かうエンタープライズ。相変わらずの連続勤務でヘトヘトなアルファシフトの面々も、これでやっと休暇に入れる。
だがエンタープライズは、突如現れた移動性ワームホールのスリップストリームに巻き込まれてしまった。
船の機能とエネルギーの大半が失われる中、ドクタームベンガはテーブルに挟まれて瀕死の重傷を負ってしまう。
そしてスコットの分析により、このままスリップストリームで加速を続けると、残りわずかな時間でワープ限界を超え、船体がバラバラに砕け散ってしまうことが判明した。
スリップストリームからの脱出とムベンガの治療のため、クルー達は新種のニュートリノの可能性に賭けることにするのだが・・・・・・
情報を整理してみる
- 今回の宇宙歴は1213.72(2262年)
- ドクターボイスはエンタープライズの前任の医療部長で、TOSパイロット版「歪んだ楽園」に登場しています
- 字幕と吹き替えで「セリトス」という船名が出てきますが「U.S.S.スニータ」(U.S.S.Sunita)が正解です。U.S.S.セリトスはローワー・デッキの主役艦です
- ドクタームベンガはエンタープライズを降りることを考え始めているようです。チャペルはそんなムベンガを責めますが、一方でチャペルも船への正式配属を避けていることをムベンガに非難されます
- パイク船長が不在時の指揮を引き継いでいたラーダというインド系の士官は、TOSシーズン3第17話「無人惑星の謎」で登場しているキャラクターです
- 台詞にちょこちょこ出てくる「慣性制動機」というのは、加減速や攻撃の衝撃を吸収するシステムです。これがないと、例えばワープするだけでも加速の反動でクルーは全滅してしまいます
- ニュートリノは放射線とは違うんですが、描写の仕方はほとんど放射線と同じでしたね。そしてクライマックスでは万能粒子として描かれます(うーん?)
今回の感想
今回はリアルタイムで物語が進行する形式で、画面に残り時間が表示されたりします。他にも画面分割とか、今回の演出の人は「24」好きそうですね。
久々に極端なネタに走らないスタートレックらしいエピソードでしたが、本来ならメインで活躍しそうなパイク船長やウーナ副長やスポックはあまり中心になりません。というか、パイク船長は今回もまた影が薄いこと薄いこと(苦笑)
今回はチャペルとムベンガがメインの医療室エピソードと、平行してスコットが中心となったエンジニア側エピソードという構成。
「ニュートリノ満載のワームホールがワープ速度で移動している」という現象は何が何やら全然理屈が分かりませんでしたが「スリップストリームに巻き込まれた」という状態をビジュアルで見せているのは実にいいです。やはりSFは映像で見せないとねぇ。
まあニュートリノの解釈に疑問が残るのと、それを使った解決も都合がよすぎという印象は否めないので、ここはもう一工夫欲しかったところ。いっそ全く未知の物質でも登場させた方が違和感はなかったかも。
全体的に緊張感あるストーリーでしたが、スポックやムベンガが死なないのは分かりきっているので、そこは脚本的に少々厳しいところでしたね。ですがその分チャペルとムベンガの対立と葛藤をストーリーの中心に据えていたのは見応えがありました。
でもホラー回と同様に痛そうなシーン(副長の脚とかチャペルの指とかムベンガのお腹とか)が入るのは辛かったー
あと序盤で隔離された機関室のエンジニア達についてその後全くフォローが入らなかったのは不満点。あれ結構死んでるわよね・・・・・・
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