【ST関連作品】宇宙探査艦オーヴィル：S3第10話「フューチャー・アンノウン」あらすじや感想など
（文中にネタバレを多数含みます）
シーズン3 第10話（通算36話）「フューチャー・アンノウン」”Future Unknown”のあらすじ
ケイロンが惑星連合に加わることになり、宇宙には平和が訪れていた。
ボータスとクライデンは復縁するために「カジガールの儀式」をおこなう。それを見たアイザックは、様々な種族の風習を調べて一つの考えに到る……それはクレアとの結婚だった。
オーヴィルはサーガス4号星新政府との秘密コンタクト任務に向かっていた。しかし予定のコンタクトの前に、以前協力してくれた女性リセラから連絡が入る。
リセラは連合への亡命を希望していた。
彼女によるとサーガスの投票システムは悪化しており、人々は分断され多くの人々が投票で殺されているというのだ。
エドは対応に苦慮した末、彼女の亡命を受け入れることにする。
一方、アイザックのプロポーズを受けるか迷っていたクレアは、子供達の後押しで結婚を決める。結婚式に向けて、艦内では着々と準備が進んでいく。
そんな中、リセラは連合の優れた技術があれば故郷を平和な世界に変えられるのではないかと考える。亡命を取りやめて技術を持ち出そうとしたリセラの行動はすぐに露見し、ケリーはそれがどんな結果をもたらすのかを見せつける。それはかつて未発達だった一つの文明が、連合の技術を手に入れた結果わずか5年で滅びたという歴史の記録だった……
結婚式の日がやってきた。
多くの種族、そして大勢のケイロン達も見守る中、結婚式はつつがなく開催される。
様々な人々、様々な種族が参加するパーティは大いに盛り上がり、出席者達の顔には笑顔があふれるのだった。
補足情報や感想など
- カジガールの儀式が絵面的になんとも……
- サーガス4号星はシーズン1第7話「多数決社会」でジョンがやらかした惑星です。リセラは民間人ですが、この時に惑星連合の存在を知ってしまいました。
- 女子会に割り込んでしまったときのエドのバツの悪さが笑えますね
- サーガス4号星は未発達な惑星のため、まだ公式にはファーストコンタクトを行っておらず、限られた接触だけしか許されていないようです
- 未発達な惑星からの亡命というと、ディスカバリーのサルーを思い出します
- ジョンがまた余計なことを（苦笑）
- 「生活に困らない発達した世界で、人々はなぜ働くのか」というスタートレックでもお馴染みの質問が出てきました
- サーガス4号星の政情に対するケリーの評価は、そのまま現在の現実の世界情勢に対するメッセージですね。まあ少々露骨ですけど
- 3ヶ月前に未来に送ったサンドイッチがここで現れるのは上手いなぁ
- ボータスのエルビスがひでえ！と思ったらダメ押しのアイザックのダンスが輪をかけてひでえ（大笑）
- 未開惑星に対する接触を禁じるのはスタートレックでは「艦隊の誓い」として有名ですが、それが無かった場合に起きる最悪の結果をビジュアルで見せたというのは意義が大きいですね
- 結婚式の参列に現れるケイロン艦4000隻が圧倒的すぎ
- 艦長が結婚式を取り仕切るのは大航海時代からの伝統とのことで、エドがしっしり務めます。カーク船長も、ピカード艦長も、ジェインウエイ艦長も同様のシーンがありましたね
- 結婚式のシーンはスピーチあり歌あり、サプライズでアララも登場するしと色々素晴らしい出来でした。シーズンの締めにふさわしい出来でしたよ
- シーズン4があるかどうか分からないので、クリフハンガーにはせずかなりしっかりしたエンディングにしたそうです。実際とてもまとまった終わり方になっていて満足感が高いですね
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