【ST関連作品】宇宙探査艦オーヴィル:S2第6話「恋は雨にのせて」あらすじや感想など
シーズン2 第6話(通算18話)「恋は雨にのせて」”A Happy Refrain”のあらすじ
ドクター・クレアは何かと世話になっているアイザックに好意を持つようになっていた。
クレアから恋の相談を受けたケリーは親身にアドバイスをするが、ロボットのアイザックが相手ということに不安も拭えなかった。しかし事の成り行きを静かに見守ることにする。
クレアからの告白を受けたアイザックは恋愛についてのリサーチを始め、その噂はあっという間に艦内に広まってしまった。
2人はシャトルベイで行われる連合楽団のコンサートに連れだって出かけることにする。初めてのデートだ。
色々とぎこちない面はあったものの、最初のデートは和やかに終わる。しかしやはりロボットとの恋愛に対し、クレアは微妙な違和感を覚え始める。
やがてアイザックの突拍子のない行動を見るにつれ、クレアは交際に限界を感じてしまう。
そんな彼女を思いやったアイザックは、シミュレーター(ホロデッキ)の中だけは生身の人間の姿で彼女に接することにする。アイザックの思いやりに触れ、クレアは益々アイザックのことが好きになっていった。
だが恋愛に対するデータの収集は終了したとの結論に到ったアイザックは、交際の解消を申し入れる。
クレアの悲しみは大きかった。しかしアイザックにはその感情が理解出来ない。
だがアイザックにもこの失恋が影響し、機能不全が起こり始めた。もはやアイザックにとってもクレアの存在は必要なものになっていたのだ。
アイザックはクレアの気持ちを取り戻すべく、一世一代の告白をし……
補足情報や感想など
- 今回は取り立てて大きな宇宙的事件が起きるわけではない日常回です。ドクター・クレアとアイザックの関係がじっくり描かれていて、とても大人のドラマという感じです
- ボータスの口ひげはそんなに悪くないと思うけどなー
- クレアから相談を受けて、何も言わずにワインを2杯レプリケートするケリーが実にイイです
- 一方でゴードンとジョンがあっという間に噂を広めてしまうのは大笑い。文字通り全力ダッシュでブリッジにバラしに行くのひでえ(苦笑)
恋愛についての相談をゴードンやジョンにするのがそもそも大間違いですね - コンサート風景は演奏そのものも実に良く作り込まれていて見応えがありました。こういうところで手を抜かないのはさすがです。ちなみに楽団の指揮者はシリーズの音楽責任者であるマーク・グラハム氏が自ら務めているとのこと
- アイザック担当の声優マーク・ジャクソン氏が顔出しで初出演するというのも粋ですね。その後を受けてヤフィットの担当声優ノーム・マクドナルド氏まで顔出しするのはナイスなギャグでした(ちなみにノーム氏は2021年にお亡くなりになっています。ご冥福をお祈り申し上げます)
- クライマックスのブリッジに大雨降らせるシーンはギャグとシリアスの塩梅が見事ですねぇ!大変レベルが高いシーンだったと思います
オーヴィルの目次ページはこちら