スタートレック・エンタープライズ:S1第26話「暗黒からの衝撃波・前編」あらすじや感想など
シーズン1 第26話「暗黒からの衝撃波・前編」”Shockwave, Part I”のあらすじ
パラーガ人の招きを受けて採掘コロニーにやってきたエンタープライズ。だがシャトルの降下中に大爆発が起こりコロニーは跡形もなく吹き飛んでしまった。
シャトルの排気が大気中のヒドラジンに引火させてしまったと考えられたが、排気口はロックされておりどう分析しても起こるはずのない事故だった。
だが死んでしまったコロニーの人々のことを思い、アーチャーは責任を感じて悲嘆に暮れる。
この事態を重く見たバルカン最高司令部の指示により、艦隊はエンタープライズの探査任務打ち切りを決める。エンタープライズにも地球への帰還が命じられた。
失意のアーチャーだったが、突然10ヶ月過去の、それも地球の自宅へと転移させられる。理解を超えた事態に戸惑うアーチャーの元に現れたのは、時間エージェントのダニエルスだった。
ダニエルスによるとパラーガコロニーの爆発は「時間冷戦」の敵対勢力により仕組まれたことだという。正しい歴史ではコロニー訪問は無事成功する出来事なのだ。
船に戻ったアーチャーはダニエルスからもたらされた情報に基づき、改めてコロニーを調査して隠れていたスリバンの遮蔽船を発見する。
アーチャー達はスリバン船に潜入し事件の犯人がスリバンだという証拠を手に入れると、バルカン船との合流ポイントへと急ぐ。
しかしスリバンは圧倒的戦力でエンタープライズを包囲し、アーチャーに投降を命じてくる。
アーチャーは船を守るため投降を決めるが、扉を抜けた瞬間、彼は無人の廃墟の中にいた。また何処かに転移させられたのだ。
再び現れたダニエルスによると、ここは31世紀の地球だという。だが都市が廃墟と化したのはダニエルスにも予想外の事態だった。
アーチャーを未来に連れてきたことで過去が変わり、その後の未来も全て変わってしまったのだ。
ダニエルスの時間移動装置も消滅してしまい、2人は31世紀に取り残される……
補足情報や感想など
- 前回までの低調っぷりを吹き飛ばすかのような怒濤の展開です
- 死んだはずのダニエルスが再登場。なぜ生きているのかという辺りは特に説明されませんし、気にしなくても大丈夫です
- 時間ものだけに矛盾点や疑問点は多いですが、気にしなくても大丈夫です。というか気にしてはいけません
- アーチャーがダニエルスの資料を漁っているシーンでは未来の船の図面が色々表示されるので、コマ送りで見ると楽しいです
- いきなり31世紀まですっ飛ばされてしかも歴史が大幅に狂っているという、無茶苦茶続きが気になる展開です。こういうお話ばかりでは疲れてしまいますが、シーズン最終回としては申し分ない展開でしょう
- たしか初回放送の時は続きを見るまでずいぶん待たされたような記憶がありますね……
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