スタートレック・ヴォイジャー:S5第2話「新生ボーグの悲劇」あらすじや感想など
シーズン5 第2話(通算96話)「新生ボーグの悲劇」”Drone”のあらすじ
原始星雲の観測に出たドクターやセブン達だったが、星雲の爆発による重力の影響でシャトルは破損してしまう。
転送でクルーを救出した際、モバイルエミッターに入り込んだセブンのナノプローブが異常作動をおこし、独自の進化を始めてしまう。
エミッターを同化したナノプローブはムルケイ少尉のDNAを取り込み、新たなボーグドローンを作り出す。
29世紀のモバイルエミッターを技術のベースとしているため、このドローンは29世紀仕様のボーグドローンと言えた。
ジェインウェイはこの新型ドローンを味方にしようと考え、セブンに彼の教育を任せることにする。
新型ドローン”One”は急速に知識を吸収してクルーの一員として溶け込んでいくが、セブンは彼がボーグ集合体に興味を持つことを恐れていた。
Oneは無意識のうちにボーグトランシーバーを作動させてしまい、スフィアを呼び寄せてしまう。
ヴォイジャーの危機を救うため、Oneは単独でスフィアに乗り込むと、進んだテクノロジーでボーグ艦を乗っ取って星雲に突っ込ませて破壊してしまう。
しかしボーグ艦に接続したことでOneの存在は集合体に知られてしまった。
このままではヴォイジャーが集合体から付け狙われると考えたOneは、自ら命を絶ちヴォイジャーを守ることを選ぶ。
Oneを失ったセブンは、これまで感じたことのない大きな喪失感に襲われるのだった……
補足情報や感想など
- 相変わらず艦隊のシャトルはすぐに壊れます
- 「広くて能率的なシャトルを設計すればいい」と言うセブンの台詞。これ伏線
- 新型ドローンは自分のことを”One”と名乗ります。本当ならサブタイトルもこれにしたかったんでしょうけど、ほんの3話ほど前にそのサブタイトル使っちゃってるんですよねぇ
- ボーグスフィアが登場するのはヴォイジャーでは初、シリーズ通してみてもファーストコンタクト以来2回目です
- Oneが生き残れないであろう事は最初から予想が付くのですが、自分から死を選ぶというのは予想外。この短時間のフィルムでよくこれだけのキャラクターとドラマを組み上げたものです。最初と最後で鏡に映ったセブンが対比になる演出も実に上手い!
ヴォイジャーの目次ページはこちら