スタートレックDS9:S7第2話「預言者の呪縛」あらすじや感想など
シーズン7 第2話(通算152話)「預言者の呪縛」”Shadows and Symbols”のあらすじ
シスコを訪ねてきたトリル人は ”ダックス” を受け継いだエズリ・ダックスだった。戸惑うことは多かったが、シスコもダックスも再会できたことを心から喜ぶ。
タイリー星にやってきた一行は預言者のビジョンで見た場所を探しあて「選ばれし者の発光体」を掘り当てる。
だが気がつくと、シスコはSF作家ベニー・ラッセルとして20世紀の精神病院に収容されていた。
ベニーの書く「ディープ・スペース・ナイン」の物語と現実のシスコが絡み合い、現実と虚構の境目があやふやになっていく。執拗な妨害を受けるベニーがペンを置こうとするたび、シスコの意思も竦んでいくのだ。
だがベニーは意を決してそのペンを走らせ、シスコは箱を開く。
次の瞬間「選ばれし者の発光体」は光を放ち、ワームホールは再び開かれた。
パーレイス「コスト・アモージャン」はワームホールから消える。
預言者を連れ戻したシスコは、笑顔でDS9に戻ってきた。ベイジョーの人達も笑顔でシスコを受け入れるのだった。
補足情報や感想など
- と言うわけでエズリが登場です。最終シーズンにもなって新キャラ登場というのは少々苦しいところです。新キャラと言ってもジャッジアの記憶を持っているので完全な新キャラではないのですが、役者さんは馴染む前に最終回来ちゃいますよね
- 同時進行する2つの物語、ウォーフ達のドミニオン造船所破壊任務と、キラ率いるベイジョー軍とロミュラン船団との対立。それぞれかなり緊迫感があってドキドキものです。最終シーズンでなければそれぞれで1話ずつ割いたであろう内容ですよ
- シーズン6第13話「夢、遥かなる地にて」と唐突に繋がります。これがまた絶妙なんですよ。双方の物語がリンクして「Open it」に収束する演出は見事です! (この辺はあらすじだけ文章で読んでも全く伝わらないことでしょう)
- コスト・アモージャンはシーズン6第21話「善と悪の叫び」にも登場したパーレイスです
- ベニー・ラッセルの物語はコスト・アモージャンがシスコの邪魔をするために見せた幻覚だったということが分かります
- 預言者達はシスコを誕生させるために過去においてサラに取り憑いていたことが判明します。
時間を超えた存在である預言者ならではの行動ですが、最初から仕組んでいたのか、それともシスコに出合ったから過去においてサラの因果を変えたのか、この辺が判断しにくいところではあります
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