スタートレックDS9:S5第24話「眠れるステーション エムポック・ノール」あらすじや感想など
シーズン5 第24話(通算122話)「眠れるステーション エムポック・ノール」”Empok Nor”のあらすじ
故障したDS9のプラズマ連結管の交換部品を入手するため、オブライエンは技術チームを連れてカーデシアが廃棄した宇宙ステーション「エムポック・ノール」へ向かうことにした。
カーデシア人は退去時に罠を仕掛けるのが通例であるため、カーデシア人のガラックも同行することにする。
ガラックは首尾良く罠をすり抜けて動力を復旧させ、オブライエン達はステーションの探索をはじめるが、その最中ランナバウトが何者かに爆破されてしまう。
どうやら侵入者に反応して目覚めるようセットされていた兵士が潜んでいたらしい。
カーデシア兵士はオブライエンの技術スタッフを次々と殺していく。
2人いた兵士のうち1人をガラックが倒すが、どうやらこの兵士達は他種族を憎み好戦的になるように薬物で調整された実験体だったらしいことが分かってくる。
ガラックはもう一人の兵士も倒すものの、薬物の影響を受けて彼も凶暴化してしまう。
残りのスタッフを殺したガラックは、オブライエンに勝負を挑んでくる。
一対一の対決に臨んだオブライエンは、兵士ではなくエンジニアとしてガラックを罠にかけ、からくも彼を打ち破る。
重傷を負ったもののDS9に収容され、薬物が中和されたガラックは正気を取り戻す。ガラックはオブライエンに詫び、オブライエンもまた彼の意を汲み和解する。
だがそのオブライエンの顔には兵士の厳しさがあり、ガラックもまたそれを理解するのだった。
補足情報や感想など
- 無人のはずのステーションで正体不明の敵と戦うという、よくあるパターンの展開ですね
- 突然登場した名前のあるクルーは次々と死んでいくというのもいつものパターンです……いやもうホントこのパターンはやめましょうよー
- ガラックが着ていた宇宙服は「ファーストコンタクト」用の小道具として作られた物だそうです
- オブライエンがかつてセトリック3号星でカーデシアと戦ったというのは、エンタープライズで勤務するよりも以前の出来事です。TNGシーズン4第12話「不実なる平和」で語られています
- 正面から戦ってもオブライエンは勝てないでしょうから、どうやって勝利するかが見所でした
- ラストシーンのオブライエンとガラックの会話は結構言外に含みがありますね
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